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2015年6月23日 (火)

インテリア ライフスタイル展 アワード受賞者発表

 先般のインテリア ライフスタイル展で、初日、恒例のアワード授賞式が行われ、アンビエンテ・テンデンスブランド総責任者のニコレット・ナウマン氏から、受賞者が発表されました。受賞者は、次回のアンビエンテ出展に招待されるとのことです。

 まず「ベスト・バイヤーズチョイス2015」です。出展した769社の中から選ばれたのは、「タイム&スタイル」社でした。
 子子孫孫まで、長く使えるインテリア製品、たとえば国産の天然無垢材を使ったキャビネットや、家族の思い出につながる宝物のようなオブジェなどが高評価された模様です。
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 ブースの方も、日本独自の生活の美学、簡潔、調和、静寂と言った美意識が、隅々にまで感じられる構成でした。

 次に「ヤングデザイナーズ・アワード」です。これは若手デザイナーに贈られる賞で、例年1名のところ、今年は2名の方に授与されました。

 その一人が「ろくろ舎」代表の酒井義夫さんです。日本伝統の技で新しいティンバー・ポットをつくっています。
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Img_10261jpg  酒井さんは、福井県鯖江市在住で、ろくろを回して、越前漆器の漆塗りを施す前の木の器づくりを手がけています。杉の間伐材を丸太の状態から削り出して仕上げているといいます。

Img_11421jpg  コンセプトは土に帰ることで、傷みや割れなど、自然本来の経年変化を楽しんでいただきたいと、語っていました。
 左は、小鳥の巣で、展示用につくったものだそうです。かわいいですね。

 もう一人は、スタジオ・バイカラー/デザインの秋山かおりさんです。
 東京都大田区で、暮らしに役立つ様々なプロダクツをデザインされています。
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Img_11471jpg  ブースでは、3Dプリンターでつくったという、食物の触感が楽しめるスプーンや、白木にきらめく錫を装飾したプレートなど様々なアイテムを並べていました。

 右写真は、間伐材を利用した木糸の生地を使ったクッションです。

Img_11521  左写真は、木の年輪を加工したアクセサリー。シイタケの笠裏のような筋の入った形状が面白いですね。

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