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2015年5月27日 (水)

防災頭巾として役立つおしゃれな防災ベレー

 今回の服飾文化学会大会の作品展示で、おしゃれな防災ベレーが紹介されました。
Img_04241jpg  防災頭巾として、いつ起きるかわからない災害に役立ちそうです。デザインも洗練されていて、とても美しい。

 発表されたのは、帽子作家の松本由伎子先生(テオの帽子アトリエ代表)です。ベレーの裏側に、厚みのあるネオプレンのような、しなやかなシートを入れることで、衝撃をやわらげることができるようになっています。 
 実際、どんなときに、どんなふうに役立つのでしょう。
 図解パネルによると、「落下物から頭を守る」のはもちろんですが、火災時には「水で濡らして髪の毛をすっぽり入れて逃げる」、煙を吸いそうなときは「たたんでマスク代わりにする」、また「座布団代わり」や「枕代わり」に使える。さらに帽子をかぶると、セーター一枚分の温かさになる、といいます。知らないことぱかりで、目からウロコでした。

 つくり方もそれほど難しくはないようです。
 ショートスピーチでは、型紙を披露していただきました。ベレーは、トップクラウンとサイドクラウンだけで構成されています。シンプルな構造ですので、形を自由に変形できます。トップを花弁のように接ぎ合せるなど、デザインしてみるのも楽しそうです。

 先生は、このベレーのワークショップも開かれています。愛着のある古布や残布で、その人に似合う帽子もつくれるとのことでした。

 私も被ってみました。額縁効果というのでしょうか。なかなか雰囲気があります。
 帽子というのは、おしゃれで機能的なアクセサリー、と改めて思いました。

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