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2015年5月 9日 (土)

熱海MOA美術館 「吉田 博」展と「光琳屋敷」公開

 熱海のMOA美術館で、風景画の巨匠「吉田 博」展と、ゴールデンウィークの期間中、特別公開されていた「光琳屋敷」を見てきました。
Imgp01671  この美術館に来たのは初めてで、ロビーからの眺望は圧巻でした。熱海の海を一望する高台にあり、中央階段から広場を見下ろすつくりは、どこかパリのシャイヨ宮に似ているように思いました。
 この瀟洒な美術館を創設したのは、東洋美術のコレクターだった岡田茂吉という人物です。MOAは、モダンアートのことかと思っていましたが、「Mokichi Okada Association」の頭文字だったのですね。

 「吉田 博」展は、同館所蔵の企画展とのことで、5月13日までの開催です。
1  会場には、ポスターに掲載されたレニア山(写真右)など外国の山岳風景から、富士山や 帆船をモチーフに描いたものなど、風景画の傑作がずらりと展示されていました。
 画伯が西洋画の視点で描いた木版画で、明治・大正・昭和初期の情緒を感じさせます。浮世絵を現代に甦らせたといわれていますけれど、確かにそんな雰囲気ですね。
 繊細な描線は版画とは思われないすばらしさで、じっと見入ってしまいました。

Img_01681  「光琳屋敷」は、庭園の中にあって、静かな佇まいを見せていました。
 同館創設者、岡田茂吉は、尾形光琳の大ファンだったそうです。コレクションするだけにとどまらず、とうとう京都にあった図面をもとに、家まで復元してしまったのですね。 
 同館所蔵の国宝、紅白梅図屏風は、複製の展示で、少し残念でした。本物は現在、東京の根津美術館に貸出しているのだそうです。
Img_01311_2  
 今年は光琳生誕300年記念ということで、同館ではこの秋にも再び、光琳や琳派の展覧会を催されるといいます。本物はそのときまた、と思ったことでした。

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