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2015年5月

2015年5月31日 (日)

2016年春夏 栃尾テキスタイル展 スペック染めに注目

  2016年春夏 栃尾テキスタイルコレクション「おりなす」展(栃尾織物工業協同組合主催) が、27〜28日、東京・表参道で開催されました。
Img_06121jpg_2  栃尾は、新潟県長岡市一帯に広がる非常に古くからの長い伝統を誇る織物産地です。今回は織物・ニット・染色加工業者11社が参加し、新作が披露されました。

 中でも注目は、この産地独特のスペック染めです。これは、かすりやムラを表現する染色法で、同産地の2企業、港屋いずみ染工が手掛けています。

 このスペック染めによる素材を下記に2点ご紹介します。かすれた自然感覚な色調の先染めチェックで、今を感じさせます。
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 港屋                   渡健

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2015年5月30日 (土)

「スター・ウォーズ展」の人気がスゴイ!

 「シンブルなかたち展」のチケットで、六本木ヒルズ東京シティビュー内スカイギャラリーで開催中の「スター・ウォーズ展 未来へ続く、創造のビジョン。」にも入場できるというので、見てきました。かたち展の最後に、SWの“モノリス”のようなオブジェがあり、その続きという感覚でしたけれど、両展を比べれば、どうやらこちらの方が主役だったようです。ほとんどの人はこの展覧会の方へ向かっていました。
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 まずは写真の“ベースベイダ―”がお出迎えしてくれます。ここは撮影がOKでしたが、あとはすべて禁止です。
 会場内はほぼ渋滞状態で、熱気がこもっていました。さすがスゴイ人気です。

 映画衣装や小道具をはじめ、世界初公開というアート作品も多数展示されています。テーマは“ビジョン”で、とくに絵画は、映画とは思えない美意識の高さをうかがわせます。等身大のキャラクターたちもユーモアがあって、ちょっとワクワク、想像がふくらみます。

 映画を見ていない方も、きっと楽しめるのでは、と思いました。開催は6月28日までです。

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2015年5月29日 (金)

「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」

 グローバル化は多様性を招き、混沌としたカオスを生み出しているようです。こうした中で、最近見たのが今、森美術館で開催中の「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」です。あふれる装飾の時代に、シンプルな形の持つ美しさを再発見させられました。

Img_06261jpg  本展は、フランスのポンビドゥー・センター・メス館で行われた「シンプルな形態の美」展の巡回展です。しかし今回のそれは、「エルメス財団」との共同企画で、森美術館のリニューアル記念展として実現されたものだそう。出品された130点の約40%は、日本版として再構成されているといいます。木彫りの円空仏や長次郎の楽焼など、“侘び寂び”や“禅”の美意識を感じさせるものが多々みられ、興味深かったです。

 この古今東西の“シンプルなかたち”を集めたコレクションは、次の9つのセクションで構成されていました。そのポイントをご紹介していきましょう。

1 形而上学的風景
Scan03021_2  石の小さなオブジェが並んでいて、「オヤッ」と思います。私もこんな石を集めるのが好きなのです。アーティストたちは、一見無用と思われるような自然のものに美を見出してきたのですね。

 右のブラッサイの石の彫刻<鳥>に惹かれます。(パンフレットの写真から)

2. 孤高の庵
 シンプルなかたちの美を静かに考えさせられる空間です。円空の五輪塔や長次郎の黒樂茶碗など、洗練された工芸品がディスプレーされています。でもとくに目を引くのは、グザヴィエ・ヴェイヤンの<光線>をイメージした巨大なインスタレーションでしょう。

3. 宇宙と月
 古代より人類を魅了してきた、月の丸い形や満ち欠け、月の光などを表象した作品。この円は宇宙を表すとのことで、とくに注目は、仙厓の<円相図>でしょう。「円を食べて消してしまおう」という、禅の悟りの境地を表現しているといいます。

4. 力学的なかたち
1505_pi_katachi  本展で一番の見どころは、このコーナーではないかと思います。

 19世紀から20世紀初頭、科学が進歩し、その“シンプルなかたち”の美学に触発されたアート作品が次々に生み出されていくのです。飛行機の発明では、マルセル・デュシャンが、そのプロペラの美に魅了されたといいます。

 左のポスターに大きく取り上げられている作品も、この航空力学をヒントにした、コンスタンティン・ブランクーシの彫刻、<鳥の跳躍>です。すっと伸びた流線型が美しいです。

5 幾何学的なかたち
 ここでは18世紀の結晶学や数学の方程式を模型にしたものなどが展示されています。この規則性に刺激された現代アーティストの作品もあり、とくに杉本博司の鋭利な数理模型に驚嘆! 先端が見えない鋭さなのです。

6 自然のかたち
 自然といっても とくに植物のかたちに注目したコーナーです。

7. 生成のかたち
 豊穣をイメージさせる、モダンな造形が展示されています。

8 動物と人間
 人間の身体や動物を表現した作品群で、とくにピカソの牡牛の連作に目をみはりました。あのスティーブ・ジョブスも大好きたったという絵です。抽象化の表現法がわかりやすく伝わってきました。

9 かたちの謎
Scan03022pg  締めくくりは、スターウオーズの “モノリス”のようなオブジェです。
 黒い巨大な多面体は、カールステン・ニコライの<アンチ>という作品で、手をかざすと、鈍い音が響いてきます。何とも不思議なアートです。

 この本質的で普遍的な美を求める動きは、ファッションの世界では、これまでにもよく見られた現象です。“シンプル・イズ・ベスト”とか“レス・イズ・モア”など。そして昨年来、トレンドを表すキーワードになっているのが、“ノームコア normcore (究極の普通)”です。

 ですからファッション関係者にも、何らかのインパクトのある展覧会では、と思います。お時間があったらぜひ。会期は7月5日までです。

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2015年5月28日 (木)

映像投影によりテキスチャーが変化する衣装

 いつも実験的な衣装を提案される相模女子大学の角田千枝先生が、先般開催された服飾文化学会大会で、またしてもユニークな作品を発表されました。今回は、「可変性のある衣装-内からの投影」で、同大学准教授でデジタル表現がご専門の門屋 博氏との共同制作です。
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Img_04111pg  スカート部分がスクリーンになっていて、足に付けた投影装置が働くと、白いスカート上に色彩や柄が浮かび上がります。ぼんやりと滲んだような感じが、なかなか幻想的です。
 この仕組みで、衣装の様々なテキスチャー効果を、瞬時に演出できるといいます。
 映像投影によりテキスチャーが変化する衣装がここに! と、 驚嘆するとともに 、画期的なアイディアと思いました。

 昨今、プロジェクションマッピングをよく見かけますが、角田先生もおっしゃっているように、衣装となると、実用には程遠いようです。でもこれでしたら、投影機器が体に固定されていますから、衣裳に投影しながら自由に動くことができます。

 用途としては、まずは舞台衣装を考えているとのこと。パーティなどで着用したら、きっと楽しいでしょうね。

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2015年5月27日 (水)

防災頭巾として役立つおしゃれな防災ベレー

 今回の服飾文化学会大会の作品展示で、おしゃれな防災ベレーが紹介されました。
Img_04241jpg  防災頭巾として、いつ起きるかわからない災害に役立ちそうです。デザインも洗練されていて、とても美しい。

 発表されたのは、帽子作家の松本由伎子先生(テオの帽子アトリエ代表)です。ベレーの裏側に、厚みのあるネオプレンのような、しなやかなシートを入れることで、衝撃をやわらげることができるようになっています。 
 実際、どんなときに、どんなふうに役立つのでしょう。
 図解パネルによると、「落下物から頭を守る」のはもちろんですが、火災時には「水で濡らして髪の毛をすっぽり入れて逃げる」、煙を吸いそうなときは「たたんでマスク代わりにする」、また「座布団代わり」や「枕代わり」に使える。さらに帽子をかぶると、セーター一枚分の温かさになる、といいます。知らないことぱかりで、目からウロコでした。

 つくり方もそれほど難しくはないようです。
 ショートスピーチでは、型紙を披露していただきました。ベレーは、トップクラウンとサイドクラウンだけで構成されています。シンプルな構造ですので、形を自由に変形できます。トップを花弁のように接ぎ合せるなど、デザインしてみるのも楽しそうです。

 先生は、このベレーのワークショップも開かれています。愛着のある古布や残布で、その人に似合う帽子もつくれるとのことでした。

 私も被ってみました。額縁効果というのでしょうか。なかなか雰囲気があります。
 帽子というのは、おしゃれで機能的なアクセサリー、と改めて思いました。

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2015年5月26日 (火)

特別展「侯爵 鍋島家の服飾遺品の復元」

Img_04081jpg  今回開催された服飾文化学会大会では、大妻女子大学の大妻博物館見学会があり、特別展「侯爵 鍋島家の服飾遺品の復元」を観覧しました。

 遺品は、鹿鳴館時代の衣裳4点で、同大学名誉教授の石井とめ子氏らが復元されたものといいます。
 その内3点は、佐賀11代藩主で、侯爵 鍋島直大(なおひろ)と栄子(ながこ)夫人の衣裳で、仮装舞踏会で着装されたものといいます。後ろ腰に腰当てを入れてふくらませたバッスルスタイルで、一つは明らかに絹のきもの地とわかる生地で仕立てられています。前日、深井晃子氏による特別講演「ジャポニスム」で紹介された衣裳によく似た実物を見るようで、大変興味深かったです。
 (それにしても明治期の日本人の体型って何と小さかったこと!) 
 もう1点は乗馬服で、日本では数少ないと思われる横鞍用のスーツです。当時の女性は馬にまたがるのではなく、両足を片側に揃えてバランスをとりながら乗ったのですね。そこでスカートの裾線が水平になるようにカットされているのだそうです。

 この鍋島家について、2012年の夏期セミナーで、佐賀の鍋島家博物館徴古館を訪れた折、「佐賀で鹿鳴館ドレスに出会う」と題して、このブログ2012.8.8付けに掲載しています。ご参照ください。

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2015年5月25日 (月)

きものの影響力に衝撃!

 「モードのジャポニスム」展を、京都国立近代美術館で見たときの感動は忘れられません。日本のきものが現代モードの扉を開いたとは!それはもう20年以上も前の、1994年のことでした。
Img_04051jpg  この展覧会のキュレーターを務めた服飾史家の深井晃子氏が、先週大妻女子大学で開催された服飾文化学会大会で、特別講演をされました。
 演題は「想像と創造 ―― きもの/ジャポニスム/ファッション」です。「きものは、欧米にどのような影響を、どう与えたのか」、お話を伺い、再びきもの影響力に衝撃!です。

 まず19世紀後半から20世紀初めに起こった日本文化への熱狂、ジャポニスムについてです。
 1851年のロンドン万博に始まる万博を通じて、日本の芸術に関心が寄せられ、絵画の中に日本的なもの、平面化や色彩の輝き、非対称の美などが採り入れられていきます。それは新しい創造の発想源となったといいます。これはモードも同じで、単に珍しいから真似たというものではなかったのですね。

 次にきものがバリ・モードに受容されていく過程を追います。
 きものの布としての興味から形への関心です。きものフォームやきものコート、きものスリーブなど、その構造原理や直線的な構成が注目されるようになります。ポワレやヴィオネ、キャロ姉妹、フォルチュニーといったモードデザイナーたちは、このきものスタイルで大成功を収めます。
 「KIMONO」という言葉が、欧米でドレッシングガウンの意味として根付いていったのもこの頃といいます。

 さらに現代のファッションで、きものが興味深い動きを見せていることに触れて、次の3つの現象を挙げられました。
 一つは、若者たちの間で、浴衣やきものの古着など、きものを自分らしく着用する傾向が広まっていること。
 二つ目は、きものが現代ファッションのデザインソースになっていること。今秋冬も、ランバンなど有力デザイナーたちの多くが、1920年代のアーカイブなどからジャポニスムをヒントにコレクションを発表しています。
 三つ目は、現代ファッションに生きるテキスタイルの伝統です。ヨージ・ヤマモトの絞りや、ジュンヤ・ワタナペの型染め、マトフの辻が花など、これもう枚挙にいとまがありません。

 最後に「きものの力は侮りがたい」と語られたのが、印象に残りました。きものは、これからも新しい未来を開くキーアイテムになっていくのでしょう。

 今回の講演は、昨年10月にニューヨークで行ったものをまとめたものだそうです。過去から現代までの流れを大変わかりやすく語られ、久しぶりに学び直した気持ちになりました。すばらしい講演会に感謝です。

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2015年5月24日 (日)

2015年秋冬「バラ色の暮し」は“セレブレート ガーテン”

 ファッションブランド「バラ色の暮し」が、21〜22日、東京本社で2015秋冬もの展示会を開催しました。ロマンティックでエレガント、上品で着やすい服作りをコンセプトとしているブランドで、デザインを手がけるのは、ファッションデザイナーのケイ山田さんです。
 ケイ山田さんは、蓼科高原バラクライングリッシュガーデン(このブログ2014.6.14付け参照)のオーナーで、英国園芸研究家、ガーデンデザイナーでもあります。

 今年は、このイングリッシュガーデンが創設25周年を迎えることから、コレクションテーマを“セレブレート ガーテン”として、新作を発表しています。

1  右は、今シーズンの新しいメルヘンシリーズで、グリム童話の「ラ・プンツェル」に着想したもの。
 これはシルク/カシミアのプルオーヴァーですが、同じ柄で綿天竺プリントの長袖Tシャツや、ビエラプリントのドレスなど、様々なアイテムを展開しています。

Img_04921pg  左は、ヴィクトリアンシューズ柄をプリントした麻のジャケット。

 また19世紀末に英国で流行ったパラソルのモチーフのものも見られます。

 

 オリジナルレース使いのダウンジャケットにも夢を感じます。
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Img_05051  この他、ニットの提案も多く、モンゴル産のカシミアやヤクの毛使いのものなど。
 右のようなニットにレースをあしらったものも人気といいます。

 なお、今季はSサイズを強化し、母娘から祖母三世代での着用を意識して、デザインしたとのことでした。

 いくつになっても少女の心を失わない女性たち。これはそんな大人の女性に向けた、ちょっとすてきなブランドです。

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2015年5月23日 (土)

2016年春夏 小野莫大小展示会「ソフトネス」をテーマに

 カットソー生地の企画生産販売メーカー、小野莫大小工業が、20〜21日、2016年春夏もの展示会を東京・南青山で開催しました。
 同社は、ファスニングフリーの強撚シリーズ“コズモラマ”で知られています。昨年、千葉県香取市佐原の新工場見学会があり、このときの報告をこのブログ2014.10.17付けに掲載しています。

 来春夏、テーマは「ソフトネス やわらかさ」です。天然繊維、中でもコットンの美しさと豊かな風合いを引き出す新素材が注目されます。インドの超長繊維綿使いで、特殊加工により膨らみを持たせた強撚シリーズや、イタリアのアルビーニ社とのコラボ素材、壁糸使いの様々な表情のバリエーション、綿の接結ダブルラッシェル、さらにペーパーライクなパリッとしたタッチのものなどです。
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Img_04441  また自社工場のアーカイブからセレクトした素材を、現代風にリメイクした新素材の提案も多数見受けられました。リブ組織のものや、横編み風の凹凸感のあるもの、プリント加工やストライプのものも。

 もちろん同社を代表する「ディオラマ」、「テクノラマ」、「コズモラマ」シリーズも、シャリ感のある繊細なタッチ、上品な光沢、ドレーブ性で、定着した人気を集めていました。

 布帛や、製品展示も見られ、着る人に驚ぎと感動をもたらす生地づくりを目指す同社の挑戦は健在。今後もその動きに目が離せません。

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2015年5月22日 (金)

1∞ミナカケル展 ふんわりやさしいミナペルホネンの世界

 ポエティックな柄で知られる、人気ファッションブランド「ミナペルホネン」が、20周年記念展を東京・表参道のスパイラルで開催しています。実はこのスパイラルも開業30周年を迎えるそうで、これは20周年×30周年のダブル記念となる一大回顧展になっています。

L_qxxsorgw  ブランドを手がけるのは、言わずと知れた皆川明さん。オリジナルの図案でテキスタイルを創り、服を制作するファッションデザイナーです。
 この皆川さんが、今回テーマに選んだのが、「1∞ミナカケル」です。パンフレットによると、「1∞」は、一つの要素が無限に掛け合わされる無限乗を意味しているとのこと。そういえば無限大の記号「∞」は、同ブランドのシンボルとなっている「蝶」の形に似ています。ブランド名の「ベルホネン」はフィンランド語で「蝶」のことなのですね。そして「ミナカケル」は、「さまざまな人の想いを掛け合わせ、走り続けるミナペルホネンが向かう未来」をイメージしているといいます。

Img_04641  本展では、皆川さんがこの20年間、職人たちと開発した布地約600点が、シンプルなドレスになって、展示されています。いずれもトレンドに左右されない長く着られるデザインのものばかりです。

 入り口から続く「parade」には、1995年のブランド創設時から2015年までの選りすぐりのミックスコーディネイト作品が並びます。
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Img_04571jpg  その奥は、広々とした「forest」で、巨大なモビール装飾が来場者を圧倒します。

 メリーゴーランドのようでもあり、どこかほっこりと温かい空気が流れてくる気がする空間構成です。

Img_04671jpg  逆方向の階段には、壁面にメモやスケッチ、試作品などが展示されています。アトリエに一歩、迷い込んでしまったかのような雰囲気です。

 その上はテキスタイルの展示になっています。開発までのストーリーを紹介する小さな窓が空いているのも興味をそそります。

Img_04831jpg  一階には、ミナペルホネンのテキスタイルを使用した家具を配したリビングルームも特設。以前このブログ(2014.6.13付け)に掲載した「経年変化を楽しむ生地“ドップ”」のスツールも置かれていました。

 衣食住と生活に潤いと彩りを与え続ける「ミナペルホネン」。そのふんわりやさしい世界をしばし堪能した展覧会でした。
 開催は6月7日までです。

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2015年5月21日 (木)

糸をテーマにした企画展" le fil rouge

Poster  先日、エスパス ルイ・ヴィトン東京へ行ってきました。表参道を歩いていて、ここで糸をテーマにした企画展" le fil rouge "が開催されていることを知ったからです。これはフランス語で"赤い糸"の意味です。私も運命の赤い糸に引き寄せられるように中に入ってしまいました。

 目を惹いたのは、明るいスペースの中央にある巨大なインスタレーションです。たくさんの、実は250個もあるそうですが、小さなオブジェがフロアーに置かれ、そこからたくさんの細い糸が天井に向けて真っすぐに伸びています。このオブジェは紡錘のようでもあり、マグネットの力で床に付いているといいます。タイトルは「無限に向かっていく250の点」で、イタリア人のタティアナ・トゥルヴェの作品です。
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Img_04871  他にエジプト出身のガーダ・アメールによるキャンバスに刺繍を使った作品「カラー ミスビヘイビア」(写真左)や、ベルギー人のハンス・オプ・デ・ベークの文楽人形をヒントにした映像作品「ザ・スレッド」などもあります。

 糸のもつ不思議な力を改めて感じた展覧会でしたね。開催は31日までです。

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2015年5月20日 (水)

みんなにうれしいカタチ展 ヘルメットになる椅子に注目

Img_04001  今、東京の印刷博物館で「みんなにうれしいカタチ展」が開催されています。副題は「日本発ユニバーサルデザイン2015」で、同館のスタッフが、WEBサイトをはじめ様々なところから蒐集されたという最新のユニバーサルデザイン(UD)製品が展示されています。
 UDといっても、普通の暮らしですぐに役立ちそうな身近なものが、たくさん並んでいます。落としても割れないコップ(シュプア SHUPUA)とか、形状記憶ポリマー製で、手の状態に合わせて自由に変形できるスプーンとフォーク(ウィル・ワン、ウィル・スリー)など----。

 その中で、とくに目を惹きつけられたのが、ヘルメットになる椅子「マモリス」です。これを開発されたポップライフ 社の川井氏のお話しを伺うことができ、ますます興味を持ちました。
 「守る」という名前の響きもいいですね。以前、テレビ東京のWBS「トレタマ」で紹介されたのを思い出しました。
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 一見、何の変哲もない白い椅子ですが、シートの下に防災ヘルメットが付いていて、これが背もたれと一体化しているのです。座面にある小さなボタンのつまみを回すと、背もたれが外れて、ヘルメットが現れる仕組みになっています。
1_2  私もかぶってみました。少し重い感じはしましたが、災害時には頭から、首、背中をカバーしてくれて、これなら何かがぶつかってきても大丈夫。避難するのに、それほど前かがみにならなくてすみそうです。



 川井氏によると、開発のきっかけとなったのは、あの東日本大震災だったそうです。テレビで大勢の人々が、頭に手やカバンなどをのせて建物から逃げ出す姿を見て、手に届く範囲にヘルメットがあったらいいのにと思い、ヘルメットを椅子と結び付けるアイディアが浮かんだといいます。ヘルメットは置いてあったとしても、たいてい、ロッカーなどにしまわれています。ですから、とっさの事態にすぐに使えません。でも椅子でしたら、日常的にいつもそばにあります。
 椅子が簡単にヘルメットに早変わりする「マモリス」、まさに一石二鳥ですね。
 制作にあたっては、椅子としての強度と、薄さと軽さの両立に苦心されたとのこと。しかもできる限り防災用品らしからぬデザインを目指したといいます。
 価格は、一脚35,000円でまもなく発売されるとのこと。あったらいいなと思う椅子です。

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2015年5月19日 (火)

「フランス絵画の贈り物-とっておいた名画」展開催

1  近代のフランス絵画といえば、すぐに思い浮かぶのが印象派の印象派のモネやマネの作品です。この印象派をはじめ、シニャックらの新印象派やバルビゾン派、フォーヴィスム、エコール・ド・パリ派の画家たちの絵画、約40点を集めた特別展 住友グループの企業文化力Ⅲ「フランス絵画の贈り物-とっておいた名画」が、東京・六本木一丁目にある泉屋博古館分館で、5月30日(土)より8月2日(日)まで開催されます。

 泉屋博古館は、住友グループ各社や住友家が長年にわたり蒐集したコレクションを保存、研究、展示している美術館です。本展は、同館が所蔵するフランス絵画の中で、「とっておいた名画」というように、知られざる逸品がそろっているといいます。京都からの巡回展だそうで、東京での公開が楽しみです。
 詳しくはホームページ:http://www.sen-oku.or.jpをご覧下さい。

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2015年5月18日 (月)

2016 S/S T・N JAPAN東京展 「華やぐもの」をテーマに

 2016年春夏のテキスタイルを発表する「2016 S/S T・N JAPAN(テキスタイルネットワークジャパン. )東京展」が、14―15日、東京・北青山のテピアで開催されました。出展したのは、各産地の有力テキスタイルメーカー、24社で、14小間に分かれて、新作が披露されました。

 テーマは今シーズン、「華やぐもの」です。華やぐとは、クオリティのある感性価値を意味するとのことです。春夏らしい多彩な色柄を前面に出しているところもありましたが、全体的には、微妙なニュアンスのベーシックが中心でした。加工や糸使い、組織変化などで、トレンド感のある表情を演出した素材が目立っていました。

 注目メーカーの気になる新素材をご紹介します。

古橋織布 (静岡)
Img_03531_2  得意の綿の高密度織物にポリウレタンコーティングを施したシャツ地が好調です。パリッとしたペーパーライクな風合いが新鮮に感じられるのでしょう。撥水性もあるので、軽いコート地としても使え、汎用性に富んでいると思いました。
 右は、しっかりとした高密度コードレーン使いのシャツです。

Img_03511jpg_3  
福田織物 (静岡)
Img_03561   前回、ミラノウニカに出展して好評だったという、綿の高密度多重織を打ち出し、人気を集めていました。しっかりとしたしなやかなタッチで、レディスからメンズまで、幅広く応用できそうです。
 他にポリウレタンを使用しない綿100%のナチュラルストレッチも提案し、関心を呼んでいました。

渡辺パイル織物 (今治)
Img_03651jpg  タオル織機特有の二重ビームで織りあげた服地を開発。微妙な杢糸使いのハニカム織りは、蜂巣を立体的に見せていて、なかなか効果的です。
 次回のミラノウニカに出展するとのことで、欧米のバイヤーの目を引きそうです。

オフィスくに (愛知)
Img_03711  綿や麻、ペーパーなど、天然素材使いの厚地織物やニットを手掛けています。染料も墨染めなど、自然のものにこだわっているようです。
 写真はリネン/コットンで、リネンは中白染め糸を使用しているといいます。その白いぽつぽつ効果が、厚地に軽やかな雰囲気を添えています。

遠孫織布 (兵庫)
Img_03771_2  独自の大胆なジャカードが、個性的なブランドに受けている様子です。
 テープをのせたようなカットジャカードの一連や、モール糸使いなど、今季もアイディアのある素材を勢ぞろいさせていました。

双葉レース (東京)
Img_03791  ブームのラッシェルレースで先染めを提案。手間暇のかかる先染めのラッシェルレースを手掛けるメーカーは、世界でも珍しいといいます。
 今シーズンは、「華やぐもの」というテーマに合わせて、過去のアーカイブから、花柄や幾何柄をピックアップ。新たなイメージで再現したとのことです。

クレッシェンド・ヨネザワ (山形)
Img_03871  シルクを中心とした天然素材で、多種多様なストールを提案しています。
目新しいモノとして、写真のようなカットジャカードや塩縮加工のもの、また夏らしいさわやかなコットン使いのものも見せていました。

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2015年5月17日 (日)

ガウチョパンツが流行っている!

 この夏、目立つのが、ガウチョパンツです。この春先はニューアイテムとして、ちらほらと見かける程度でしたが、今ではどっと広がった感じです。あちらにもこちらにも、本当に流行っているのだなと思います。
 
 何といってもシルエットが、スカートのように、ゆったりとはきやすい。その上、ロングパンツと違って、細い足首が出せるので、細身に見せることができるのも、人気の理由のようです。

 写真は最近おしゃれなブティックで見かけたガウチョパンツです。スポーティなものから、やわらかい素材の女らしいものまで、様々なバリエーションで出回っています。
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 「ガウチョ(Gaucho)」とは、南米の草原地帯で牧畜に従事しているカウボーイのこと。彼らがはいていたパンツが、これほど大きなファッションになるとは、思ってもみませんでした。でも来年はリオでオリンピックがありますし、これもブラジルからの風にのってやってきたのかもしれませんね。

 はるか1970年代のことですが、ガウチョが大流行し、私もよくはきました。フランス語で「パンタクール(Pantacourt)」とも呼んでいました。
 流行のスタイルは、また違う形で戻ってくる、ということを考えさせられます。

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2015年5月16日 (土)

Tシャツプリントデザインコンテスト 切り絵作家が受賞

Img_03431  「コットンの日」のイベントで、「Tシャツプリントデザインコンテスト2015」の受賞者が発表され、切り絵作家の鶴岡さゆりさんがグランプリを受賞しました。

 このコンテストは、「コットンの日」を盛り上げるための特別企画で、今年で17回目を迎えます。3月半ばに最終審査会が開催され、2,478点もの応募の中から、鶴岡さゆりさんの作品がグランプリに選出されました。この審査会には私も参加しています。本作を推薦した一人として、大変うれしく思っています。

 鶴岡さゆりさんは、愛知県出身で、油彩画家のお父様の影響でアートに強い関心があったそうです。30歳を目前にした頃、切り絵の道にたどり着き、今回の受賞で作家として歩んでゆく決意を新たにしたといいます。
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 作品はコットンの頭文字「C」がテーマです。花や鳥などをリースのように1枚の紙でつなげ、「C」の形をかたどり、離れて見ると「C」がはっきりわかるように工夫されています。自然のすべてがコットンで、つながって見えるように表現したとのことで、コットンを通して、作家の生き物へのやさしさやあたたかさが伝わってくるように感じて、すばらしいと思いました。
 また画用紙を切りとり、動物の毛並みまで繊細に切り出した切り絵の美しさにも、感動させられました。

 毎回グランプリ作品をプリントしたTシャツが、イベントの来場者にプレゼントされるのですが、今回は、大人っぽいと、いつにも増して評判が良い様子です。
 祝福とともに、鶴岡さんの今後のご活躍を祈っています。

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2015年5月15日 (金)

「コットンの日」盛大に「COTTON USAアワード2015」

 恒例の「コットンの日」を祝うイペントが、昨日、ウエスティンホテル東京で盛大に開催され、「COTTON USAアワード2015」の受賞式が行われました。

Img_03411jpg  最初にCCI国際綿花評議会のダレン・ハンコック会長の挨拶があり、綿花の生産にかかる土地や農薬、水、エネルギーの使用量が、ここ20年で劇的に改善され、世界の温室効果ガス削減に貢献していることを明言。「Purity純粋性」、「Quality品質」、「Responsibility責任ある持続可能性」の3つのキーワードを挙げて、コットンが環境に対してエナジー・ポジティブな繊維であると強調され、印象的でした。

 受賞式では、総合プロデューサーとしてマルチタレントでデザイナーの篠原ともえさんを招聘し、3賞が発表されました。
 「Style-Tellersスタイル・テラ―ズ」賞は、ファッションに関心の高い人に贈られる賞で、選ばれたのはモデルでタレントの中村アンさん。大胆なミドリフトップで登場し、「日頃から肌触りのよいものにこだわっていて、コットンをいつも着ている」といいます。
 「トゥルース・シーカーズTruth-Seekers」賞は、本物志向の人ということで、俳優の伊原剛志さんに贈られました。伊原さんは、「今、医者の役を演じているので、白衣などコットンに囲まれている」と語り、コットンのような本物志向の役者を目指すと宣言していました。
 「フロム・ミー・トゥ・ウイFrom ME to WE」賞は、新世代のモダン・ファミリー賞です。受賞したのは明るいはつらつとしたママで、タレントの藤本美貴さん。現在2子目をお腹に宿しているそうで、「肌に触れるものは、すべてコットンのものを選んでいる」とのこと。 (写真は、和やかなトークショー風景)
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 今回は、総合プロデューサーを務めた篠原ともえさんが、ご自身でデザインした衣裳によるミニファッションショーもあり、イベントを楽しく盛り上げていました。

Img_03171jpg  テーマは、コットンの「自然の恵み」です。まず「太陽」のオレンジ色を差し込んだというキュートなティアードドレス、次にメンズの「青空」を意識させるブルー・デニムの上下セットを披露。そして最後に篠原さん着用の白いドレスが紹介されました。
 「光」をイメージしてデザインしたという、フリルたっぷりのドレスです。
 「光の妖精」のよう! 何とカワイイのでしょう。ドレスには、無数の綿の種がちりばめられ、コットンが自然からの贈り物であることもアピールされていました。
 なお、この衣裳をはじめ、受賞者が選んだコットン製品はサイン入りでチャリティオークションに出品され、収益金は全額寄付されるとのことです。

 それにしてもアワーディストのコサージュや表彰楯もつくったという篠原さん。マルチタレントといいますが、さすがマルチな才能の持ち主です。本当にすてきですね。

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2015年5月14日 (木)

来春夏米沢テキスタイル 透け感や立体感をエレガントに

 山形県米沢産地の2016年春夏テキスタイルを発表する「米沢テキスタイルコレクション2016 SS」(主催:米沢繊維協議会)が、12-13日、東京・有楽町の東京交通会館で開催されました。

Img_03081_3  全体にフォーマルな品格あるジャカードが中心で、透け感や立体感をエレガントに表現した素材が多くなっています。
 明るいパステルカラー使いで、春らしい華やかさを盛り上げていました。

 参加した17社のコレクションから、目についた素材をピックアップしてみましょう。

 青文テキスタイルでは、凹凸感をつけた透けるカットジャカードが印象的です。
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カットジャカードのニットチュール    ボーダージャカード
コットン/ポリエステルやナイロン複合が多く見られます。

Img_02962jpg Img_03061
 ワボー                  タケダ産業              上品なC71/CU17/NY12      格調の高いC72/NY22/P6

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2015年5月13日 (水)

銀座メゾンエルメスで「線を聴く」展

1  線をテーマにした展覧会「線を聴く」展が、銀座メゾンエルメスで今、開かれていて、先日、見に行ってきました。
 線といっても、自然の中の石に見られる線や、手書きのメモの線、書画の線、ドローインク----、単純なものや複雑なものなど、ありとあらゆるものがあります。線はあらゆる芸術の始まりなのですから。
 本展では、この様々な線を、4つの視点でとらえていました。「自然の中に見出された線から」、「日常生活の中で紡がれる線たちへ」、「線未満、出発点」、「結ばれる線、広がる線」です。8人の現代アーティストが参加して、それぞれお得意の線の表現を披露していました。

 いろいろありましたが、目を惹かれたのは、ロジェ・カイヨワの「描画石コレクション」でしょうか。瑪瑙の不思議な描線が美しかったです。ニエル・トロニの「仕事-絵画」という手法の作品も興味深く、他にも面白い作品がたくさん展示されています。

 銀座の喧騒を忘れさせる静謐な環境で、ちょっと一服、作品に耳をすまして想像力をふくらましてみるのもいいな、と思いました。
 7月5日までの開催です。

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2015年5月12日 (火)

成長するアスレジャー市場をコットンで差別化

 今、米国でアスレジャー市場が伸びています。出回っている商品の約3分の2は、合繊なのですが、アンケートによれば10人中8人がコットンのものがあれば、それを選ぶと回答しているといいます。
Cimg21651  成長するアスレジャー市場をコットンで差別化してみては、と提案するのは、米国コットンインコーポレイテッド社のマネージャーでマーケット・アナリシス、CSPMのジャスティン・コーテス氏です。先月中旬に来日され、東京・北青山で、「最新マーケットリサーチ情報」をテーマに講演されました。これはそのときの、締めの言葉です。

 「アスレジャー(athleisure)」とは、運動競技のアスレティック(athleitics)と余暇のレジャー(leisure)を組み合せた英語の造語です。米国でアスレティック・スポーツウェアを、普段着として仕事場でも着用する人が増える現象が目立つようになり、この市場をアスレジャーと呼ぶようになったといいます。

 同氏によると、世界のアスレジャー市場は現在1,450億ドルですが、2020年には2,000億ドルに達するとのことです。実際、10人中9人が、運動していないときでも、普通にアスレティックウェアを着ているといいます。ヨガやジョギングなど、トレーニングに着用する服で、街着にしてもおかしくないものが増えてきているのですから、当然といえば当然の成り行きでしょう。「Y3」に始まるスポーツメーカーと有力デザイナーとのコラボも、今や真っ盛りの様相です。最近では「NikeLab x sacai ウィメンズスポーツウェアコレクション」が話題になっていますし、TOPSHOP×ビヨンセの新会社がこの秋に設立されるとのニュースもあります。リラクシングウェア市場も、近年とみにファッション性の高いブランドが増えてきました。
 ファブリックの方も、心拍数が測れるなど健康状態をモニターするスマートファブリックが登場しています。しかしその多くは合繊です。同氏は、この分野でとくにコットンのパフォーマンス性が求められていると強調します。消臭や体温調節、撥水など、コットンの様々な高機能素材が開発されていますし、コットンで違いを際立たせることがさらなるポイントになることは間違いないでしょう。

 日本は今後、アパレル支出が5%以上、下落するとみられています。しかしこの中で、逆に4%以上伸びると予測されているのがアスレジャー市場です。高齢社会で、健康志向がとりわけ強く、2020年には五輪もある日本です、これを背景に、このマーケットは格段に大きくなるでしょう。
 これまでカジュアルウェアやストリートウェア市場をリードしてきたコットンですが、これからはアスレジャー市場にシフトしていくことが重要になりそうです。そんなことを印象づけられたセミナーでした。

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2015年5月11日 (月)

湘南らしい空間が広がる「湘南T-SITE」

20150429163424imgp00661jpg  あの蔦屋書店を核とした複合文化施設「湘南T-SITE」が、昨年暮れにオープンしたことは知っていましたけれど、まだ見ていませんでした。先日やっとサイクリングがてら、行ってきました。

 場所は、藤沢駅と辻堂駅の中間地点で、海岸側です。元パナソニックの工場があったところでした。かなり広いのにびっくり。店舗は、代官山T-SITEの2倍あるといいます。代官山で見かけたブランドも、数多く出店していて、ゆったりとした売場を設けていました。
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20150429163316imgp00641jpg  湘南ライフの提案ということもあるのでしょう。衣食住のあらゆるジャンルの商品が揃っていますが、とりわけスローライフやアウトドアグッズのお店か充実しているようです。そしてそこには本屋らしく、必ず関連本が置かれています。
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 子どもの遊び場もあって、絵本も豊富。ファミリーには楽しいでしょうね。

20150429164036imgp00731jpg  一歩外に出ると、巨大なプレファブが2棟建っていて、そこには「カーライフ・ラボ」とあります。米国旗が掲げられる店内で、目に飛び込んできたのは、ピカピカのフォード車でした。書店が、車とカー用品のショールームをつくっているとは! 蔦屋って、本当にすごいです。

 人も結構入っていましたし、湘南らしい空間が広がるニュースポットとして、ますます人気を集めそうです。

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2015年5月10日 (日)

アクセサリーミュージアム「ようこそ黒の世界へ」展

  「ようこそ黒の世界へ 〜ファッション画とアクセサリーの融合〜」展が、この7日から、東京都目黒区のアクセサリーミュージアムのイベントルームで開催されています。

Img_02611_2  アクセサリーミュージアムは、コスチュームジュエリーとファッションの歴史をたどる美術館です。このブログでも、2014.6.18付けでご紹介しています。
 本展は同館の企画展で、昨年このブログ2014.5.11付けに掲載した「“黒の世界へ”益子展」に続く、画家の坂巻かほるさんのファッション画展です。でも今回は、このときと少し趣が異なっています。それはミュージアム館長の田中元子さんが制作されたアクセサリーとのコラボレーション展になっているからです。

 昨日、この坂巻さんを囲んで茶話会が催され、たくさんの友人、知人が集まって、私も久しぶりに楽しいひと時を過ごさせていただきました。
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 上の写真は、この時のスピーチ風景です。

Img_02771jpg  坂巻さんのファッション画には、とても神秘的な魅力を感じます。それは東洋の「墨」や西洋の「インク」など---、様々な黒が基調になっているからなのでしょう。ところどころにアクリル絵の具のインパクトのある色、ブルーが差し込まれて、黒を都会的に見せています。
 また紙はすべて、伝統の手漉き和紙が使われています。それも墨の滲み具合などにこだわった特別な和紙といいます。四辺に原料の楮の毛羽が出るように、水切りした和紙にスタイル画が描かれていて、額装はせずに、原画のまま、展示されています。和紙らしい自然なやさしい表情も見ていただきたいとの、思いからだそうです。

Img_02701jpg  田中さんのアクセサリーに合わせてファッション画を描いたという坂巻さん。また田中さんも、坂巻さんの黒のスタイルに似合う、シンプルでモダンなアクセサリーをデザインしたとおっしゃっていました。

 このお二人の息の合った二人三脚展。30点あまりと小規模ですが、見応えがあって、きっと楽しめると思います。
 開催は7月30日までのロングラン。どうぞお見逃しなく。

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2015年5月 9日 (土)

熱海MOA美術館 「吉田 博」展と「光琳屋敷」公開

 熱海のMOA美術館で、風景画の巨匠「吉田 博」展と、ゴールデンウィークの期間中、特別公開されていた「光琳屋敷」を見てきました。
Imgp01671  この美術館に来たのは初めてで、ロビーからの眺望は圧巻でした。熱海の海を一望する高台にあり、中央階段から広場を見下ろすつくりは、どこかパリのシャイヨ宮に似ているように思いました。
 この瀟洒な美術館を創設したのは、東洋美術のコレクターだった岡田茂吉という人物です。MOAは、モダンアートのことかと思っていましたが、「Mokichi Okada Association」の頭文字だったのですね。

 「吉田 博」展は、同館所蔵の企画展とのことで、5月13日までの開催です。
1  会場には、ポスターに掲載されたレニア山(写真右)など外国の山岳風景から、富士山や 帆船をモチーフに描いたものなど、風景画の傑作がずらりと展示されていました。
 画伯が西洋画の視点で描いた木版画で、明治・大正・昭和初期の情緒を感じさせます。浮世絵を現代に甦らせたといわれていますけれど、確かにそんな雰囲気ですね。
 繊細な描線は版画とは思われないすばらしさで、じっと見入ってしまいました。

Img_01681  「光琳屋敷」は、庭園の中にあって、静かな佇まいを見せていました。
 同館創設者、岡田茂吉は、尾形光琳の大ファンだったそうです。コレクションするだけにとどまらず、とうとう京都にあった図面をもとに、家まで復元してしまったのですね。 
 同館所蔵の国宝、紅白梅図屏風は、複製の展示で、少し残念でした。本物は現在、東京の根津美術館に貸出しているのだそうです。
Img_01311_2  
 今年は光琳生誕300年記念ということで、同館ではこの秋にも再び、光琳や琳派の展覧会を催されるといいます。本物はそのときまた、と思ったことでした。

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2015年5月 8日 (金)

日原鍾乳洞でちょっとした探検気分

 奥多摩のそのまた奥にある日原鍾乳洞へ、行ってきました。連休とあって、道路は駐車場への空き待ちの車で大渋滞していました。引き返し、2キロほど離れた臨時駐車場に車を止めて、渓流沿いの道を歩きました。

Imgp51411  新緑がまぶしい渓谷に、暗い口を開けているのが、鍾乳洞の入り口です。中から冷たい風が吹き上がってきます。洞内は年中摂氏11度だそうです。私たちも上着を羽織って洞内へ入ります。
 ちょっとした探検気分で、わくわくしましたが---。足元が悪いので下ばかり見ていて、頭を岩にぶつけて何度も痛い思いをしました。急に狭くなっていたり、岩が飛び出ていたりするので、要注意です。階段も急こう配ですから、足の弱い方には難しそう。

 洞内は旧洞と新洞に分かれています。
 旧洞は、その昔、信仰の対象で修験道の聖地だったといいます。
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Imgp51201_2  各所に「三途の川」とか、「さいの河原」、「死出の山」など、宗教的な呼び名がつけられていて、時折カラーライトが照らされ、おどろおどろしい気分を盛り上げていました。
  右は「死出の山」への階段が見えます。  

Imgp51311   広々とした空間の「さいの河原」。石がごろごろしていて、異次元空間をイメージさせます。



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 ここには「十二薬師」が祀られています。
 石筍や石柱を諸仏に見立てているのです。
 
 天井には無数の一円玉が貼られていました。

  

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 「水琴窟」 
 
 水を張った瓶に滑り落ちる水温が奏でる音の世界。 
      

Img_00681jpg_5  「縁結び観音」

 石積みに囲まれるように鎮座している観音様です。



 新洞は、旧洞よりも鍾乳洞らしい感じで、鍾乳石が発達し、あるがままの自然の姿を見せていました。でも金網が全体に張られていて、写真が上手く撮れず、残念でした。

 探検は1時間ほどで終了。外の緑が美しかったです。
 それにしてもこの東京都に、このような自然が造り出した神秘的な地下世界が広がっていたとは! 大自然の妙を思います。

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2015年5月 7日 (木)

桐の花 森で密かに満開に

 桐の花が今、家の近くの森の奥で、密かに満開です。鎌倉広町緑地と呼ばれるこの森には、豊かな自然がそのままに保存されています。
 連休に、ここを散策し、花いっぱいの桐の大樹を見つけました。それにしても、これほど大きい桐は、珍しいそうです。
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 桐といっても、箪笥くらいしか知らなかった私です。初めて、花を目にして釘づけになりました、桐の花がこんなに美しいとは!
Img_02081  薄紫色で、房状に花がついています。この辺り一帯は、この時期、藤の花が真っ盛りですので、遠目では、藤と区別がつきません。でもよく見ると、藤は下向きですが、桐は上向きに咲いています。藤は、うつむき加減で花言葉は「優しさ」。桐は、凛と高貴な印象で、花言葉は「高尚」。両者は似ていますが、桐の方が格上に見られているようです。だから日本国政府の紋章になっているのですね。500円硬貨の表にも桐がデザインされています。

Imgp03351  
 この大桐の丘からは、新緑にかすむ花の向こうに、海が望めます。穏やかな自然の美しさに、しばし浸ったひとときでした。

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2015年5月 6日 (水)

2016年春夏尾州マテリアル展 静かで内省的なシーズン

 2016年春夏素材を発表する尾州マテリアル展(一宮地場産業ファッションデザインセンター主催)が、先月下旬、東京都港区北青山のテピアで開かれました。参加したのは、尾州産地のテキスタイルメーカー、15社です。
 提案素材は、トレンドを示す大きな3つのグループに分類され、各社を代表するインデックス機能を果たしていました。そのいくつかは製品で展示されています。
 トレンドのディレクションを手がけたのは、今季もパリのネリー・ロディ・オフィスです。全体に静かで内省的なシーズンとし、本質的なもの、穏やかなもの、ノマド的なものにインスピレーシヲンを求めたといいます。その概容をご紹介しましょう。

○ヨッティングYACHTING
Cimg22091  船上や海辺のエスプリ。
 爽やかな西海岸のリゾート地のムードも。
 シンプルライフをテーマに。
 カラーは、トリコロールで、パステルやピンクを合わせてフェミニンに。

Cimg22131pg Cimg22181jpg虫文毛織 マジックストライプ      ファインテキスタイル
 表裏を変えて表現             楊柳調コードレーン

○エデンの国 EDEN
Cimg21991jpg  失われた楽園を探求し、幸福感を追求するテーマ。
 植物や鉱物からのインスピレーション。

Cimg22041 Cimg22081pg  カラーは、幸せのオーラを発散するような明るい色調。

ヒラノ                   日本エース オーロラツィード
ビッグ千鳥ジャカード          飛びモール糸使いで軽やか

○ワンダリング(放浪の旅)  WANDERING
Cimg21901jpg  超洗練されたボヘミアンテイスト。
 異種混淆な社会のイメージを反映するテーマ。

 カラーは、ブルーデニムに合うような、シックなノマド調のトーン。

Cimg21921pg Cimg21961jpg
三星毛糸                  西川毛織  
シルクとコットンの玉虫ヘリンボン    カラーインディゴドビー

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2015年5月 5日 (火)

シキボウ展 ミドル脱臭対応「スーパーアニエールM

 「健康快服」を掲げるシキボウの総合展が、先月下旬、ボーケン東京本部ビルで開催され、見に行ってきました。
 クールビスに向けた「涼」、快適性や伸縮性の新バージョン「快」、保湿など女性のキレイにアプローチした「美」など、多種多様な多数の生地や製品が展示される中、新しく発表されたのが「スーパーアニエールM」です。
 これは30〜40歳代のミドル男性の不快な臭いに対応するといいます。この不快臭の成分はジアセチルという物質で、加齢臭でも汗臭でもない臭気だそうです。私も臭いをかがせていただきましたが、確かに違うようです。この原因物質を2013年に解明したのが、化粧品メーカーのマンダムで、シキボウは同社と共同開発に取り組み、「スーパーアニエール」の進化版「スーパーアニエールM」を誕生させたといいます。
Cimg21831jpg  
 製品は写真のように、衣料品からタオル、スリッパなど日用雑貨まで、多岐にわたっています。

 臭いが気になる暑い夏も、もうすぐそこです。体臭に悩む男性たちにとって、大きな朗報になるものと思われます。

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2015年5月 4日 (月)

「MEN'S TOKYO」メンズならではのこだわり企業から

 先般のファッションワールド東京の国際メンズファッション展「MEN'S TOKYO」では、メンズならではのこだわり企業が多数出展していました。この中で私が注目した2社をご紹介します。

RANHERRI ランヘリ
 愛知県一宮市のシバタテクノテキスが、「尾州デニム」と銘打って開発したカラージーンズのブランドです。
Cimg20911jpg  尾州産地では毛織物だけではなく、コットンのデニムが現在も生産されていることを知り、うれしくなりました。但し普通のデニムと異なり、綛染めで、ビンテージ風の風合いを出しているのが特徴で、20色ものカラーバリエーションがあるといいます。触ってみますと緻密な厚地の綿織物織物なのに、しなやかなコシがあります。
 これは、製織技術と微妙な色落ち感を実現した洗い加工によるユニークなデニムの逸品。ウールコート地で培った職人の技を感じさせます。量産はできないとのことで、価格はジーンズ1本、46,000円だそう。
 ちなみにブランド名の「ランヘリ」は、「ランダムへリンボン」を略して命名したものといいます。

COKYU コキュウ
Cimg20851  「What is 美シャツ?」のキャッチーなコピーで、目を引いたのが、ミツワ(元サンマルカ)のR&Eサンマルカ事業部のブースです。美シャツとは、 “品格のある美しいフォルムのシャツ”で、日本人の体形に合わせた「前ふりの袖」や腕が動きやすい「楕円形のアームホール」、またすっきりとしたシルエットに見せる「背ダーツ」や「カーブした脇ライン」、「真ん中で分けた肩ヨーク」などが特徴といいます。
 展示では、とくにシニアを意識したという、素材やデザイン、縫製にこだわってつくったカジュアルシャツを訴求していました。ちょっとした外出に、おしゃれに着こなせそうなシャツです。
 なおブランド名の「コキュウ」には、呼吸するように自然でいられるベーシックシャツという意味が込められているそうです。

Cimg20881_2  壁面には、オリジナル開発生地や、「栃尾のスペック染め」、「近江の麻」、「播州の綿」など日本の産地の生地で仕立てたシャツを並べ、日本製'(福島縫製)をアピールしていたことも印象的です。

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2015年5月 3日 (日)

「デザイナーズ ゲート」注目の新進デザイナーブランド

 日本最大規模というファッション展「ファッションワールド東京」の「国際アパレルエキスポ」では、新進気鋭のファッションデザイナーが出展する特設エリア「デザイナーズ ゲート」が設けられていました。約20のブランドが軒を連ねる中、とくに注目したブランドを紹介します。 

 ○YOHJI YANAGISAWA
Cimg20361  「全てのものは自然に由来し、退廃し、自然に帰する----」をコンセプトにブランドを展開しているのが、デザイナーの柳澤陽司さん。シンプルなシャツやジャケットを揃えたワードローブは、現代のファッションが忘れていたプリミティブな魅力を放っています。思わず引き寄せられてしまいました。

 素材は、すべてデザイナーご本人の手染めといいます。
Cimg20391_2  ろうけつ染めや墨汁を使った墨染めなど、日本古来の染色手法で染め上げた、儚く繊細な風合いです。写真は、“雨だれ”をイメージさせます。

 どこかストイックで、侘び寂びの風情を感じさせる、そんなさりげない独創性が光るコレクションでした。

T. MICHIKO
Cimg20331  ブランドを手がけるのは、ファッションデザイナーのタケシマミチコさん。「手のぬくもり」をコンセプトに、いつの時代にも変わらない懐かしさを感じさせるワードローブを提案しています。
 トレンチコートにレースや刺繍をプラスするなど、トラッドな形に手芸のタッチを加えて、優しさや女性らしさを表現したデザインが、斬新に映りました。

○.SALI.
Cimg20281  デザイナーは、金子りささん。「日常にちょっとしたアクセントを」をコンセプトに、オリジナルのテキスタイルデザインを起こし、日本製にこだわってデザインしているといいます。
 カラフルなジオメトリック柄のカットソーが目を惹いていました

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2015年5月 2日 (土)

「NUONEヌワン」にインナーの高機能パンツ登場

 初夏の候となりましたが、ファッション業界では、今秋冬物の商談が真っ盛りです。先月開催された第3回「ファッションワールド東京」の「国際アパレルエキスポ」展では、島精機の温かいカシミアニット製品が人気を集めていました。
Scan0300  中でも注目は、「NUONEヌワン」の新商品、インナーの高機能パンツです。(右写真は、パンフレットからのもの。)

 「NUONEヌワン」は、昨秋誕生したインナーウェアのブランドで、このブログ2014.11.16付けで紹介しています。あれから海島綿のものが新たに加わっていました。

 パンツも、同社のホールガーメント®で立体的に編み立てられています。ですから、縫い目がなく、アウターに響かないといいます。この編成は、トップスにもいいけれど、このような下着のオーバーパンツには、より効果的で、履き心地がよいのでは、と思いました。
 素材は、薄地なのに温かい、カシミヤ/シルクです。カシミヤの保温力とシルクの吸湿性を併せ持っています。こんな機能的なパンツが一枚あったら、寒い冬も快適に過ごせそうです。実際、この3月、東京ミッドタウンの期間限定ショップで発売して、大好評だったといいます。
 価格は10,260円と少し高めです----。

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2015年5月 1日 (金)

“ジャパン・プレミアム”発信を目指す

Cimg20701  「百貨店の1階バッグ売場は、なぜ海外ラグジュアリーブランドばかりなのか」と問いかけたのは、三越伊勢丹ホールディングス社長の大西 洋氏。先般、「ファッションワールド東京」併催の講演会で、特別講演されたときのことです。檀上で「日本の一流品をつくろう」と呼びかけ、「“ジャパン・プレミアム Japan Pemium”として世界に発信することを目指す」と宣言されたことが、強く心に焼き付いています。

 確かによいモノづくりのネタは、国内にたくさんあるようです。日本の文化やアートは世界に通用する魅力を持っています。

 講演で、同氏は、日本の良さを世界に提案していくという、グループを挙げての方向性を明らかにされました。 
 このことを伝えるメッセージが、“this is japan”です。これは今年から始まった新しい企業活動の指針となるものですが、その基になっているのが「JAPAN SENSES」です。2011年からスタートしたこの施策で、石川県の繊維産地との取り組みや、広島県マルニ木工との「ふしとカケラ」企画、山梨県ワイン醸造家とのコラボなど、三越伊勢丹で行われた様々な事例が紹介されました。いずれも地方創生につながっているといいます。そしてこれからも地方活性化に微力ながら貢献していきたいと語られました。
 海外に向けては、クールジャパン機構と連動し、昨年2月、ニューヨークでのイベントを成功させています。さらにまた、今年秋にはマレーシア・クアラルンプール伊勢丹 LOT10店をオープンさせ、日本の優れたクオリティを提供していく、といいます。

 今、円安にも関わらず、超高額なラグジュアリーブランドは、売れ行き好調です。それなのに、ここに日本のラグジュアリーが入ってこないのですね。
 日本にも、大西社長がおっしゃるように、アート界の蜷川実花さんとか、世界的に高い評価を集めている“サカイ”の阿部千登勢さん-----ら、クリエイティブな才能のある若手が多数いらっしゃるというのに、残念なことです。

 しかし、「“ジャパン・プレミアム”を発信する」という、業界トップのこのご発言で、希望が湧いてきました。今後の展開に大いに期待したいと思っています。

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