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2015年5月18日 (月)

2016 S/S T・N JAPAN東京展 「華やぐもの」をテーマに

 2016年春夏のテキスタイルを発表する「2016 S/S T・N JAPAN(テキスタイルネットワークジャパン. )東京展」が、14―15日、東京・北青山のテピアで開催されました。出展したのは、各産地の有力テキスタイルメーカー、24社で、14小間に分かれて、新作が披露されました。

 テーマは今シーズン、「華やぐもの」です。華やぐとは、クオリティのある感性価値を意味するとのことです。春夏らしい多彩な色柄を前面に出しているところもありましたが、全体的には、微妙なニュアンスのベーシックが中心でした。加工や糸使い、組織変化などで、トレンド感のある表情を演出した素材が目立っていました。

 注目メーカーの気になる新素材をご紹介します。

古橋織布 (静岡)
Img_03531_2  得意の綿の高密度織物にポリウレタンコーティングを施したシャツ地が好調です。パリッとしたペーパーライクな風合いが新鮮に感じられるのでしょう。撥水性もあるので、軽いコート地としても使え、汎用性に富んでいると思いました。
 右は、しっかりとした高密度コードレーン使いのシャツです。

Img_03511jpg_3  
福田織物 (静岡)
Img_03561   前回、ミラノウニカに出展して好評だったという、綿の高密度多重織を打ち出し、人気を集めていました。しっかりとしたしなやかなタッチで、レディスからメンズまで、幅広く応用できそうです。
 他にポリウレタンを使用しない綿100%のナチュラルストレッチも提案し、関心を呼んでいました。

渡辺パイル織物 (今治)
Img_03651jpg  タオル織機特有の二重ビームで織りあげた服地を開発。微妙な杢糸使いのハニカム織りは、蜂巣を立体的に見せていて、なかなか効果的です。
 次回のミラノウニカに出展するとのことで、欧米のバイヤーの目を引きそうです。

オフィスくに (愛知)
Img_03711  綿や麻、ペーパーなど、天然素材使いの厚地織物やニットを手掛けています。染料も墨染めなど、自然のものにこだわっているようです。
 写真はリネン/コットンで、リネンは中白染め糸を使用しているといいます。その白いぽつぽつ効果が、厚地に軽やかな雰囲気を添えています。

遠孫織布 (兵庫)
Img_03771_2  独自の大胆なジャカードが、個性的なブランドに受けている様子です。
 テープをのせたようなカットジャカードの一連や、モール糸使いなど、今季もアイディアのある素材を勢ぞろいさせていました。

双葉レース (東京)
Img_03791  ブームのラッシェルレースで先染めを提案。手間暇のかかる先染めのラッシェルレースを手掛けるメーカーは、世界でも珍しいといいます。
 今シーズンは、「華やぐもの」というテーマに合わせて、過去のアーカイブから、花柄や幾何柄をピックアップ。新たなイメージで再現したとのことです。

クレッシェンド・ヨネザワ (山形)
Img_03871  シルクを中心とした天然素材で、多種多様なストールを提案しています。
目新しいモノとして、写真のようなカットジャカードや塩縮加工のもの、また夏らしいさわやかなコットン使いのものも見せていました。

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