2015年秋冬「バラ色の暮し」は“セレブレート ガーテン”
ファッションブランド「バラ色の暮し」が、21〜22日、東京本社で2015秋冬もの展示会を開催しました。ロマンティックでエレガント、上品で着やすい服作りをコンセプトとしているブランドで、デザインを手がけるのは、ファッションデザイナーのケイ山田さんです。
ケイ山田さんは、蓼科高原バラクライングリッシュガーデン(このブログ2014.6.14付け参照)のオーナーで、英国園芸研究家、ガーデンデザイナーでもあります。
今年は、このイングリッシュガーデンが創設25周年を迎えることから、コレクションテーマを“セレブレート ガーテン”として、新作を発表しています。
右は、今シーズンの新しいメルヘンシリーズで、グリム童話の「ラ・プンツェル」に着想したもの。
これはシルク/カシミアのプルオーヴァーですが、同じ柄で綿天竺プリントの長袖Tシャツや、ビエラプリントのドレスなど、様々なアイテムを展開しています。
左は、ヴィクトリアンシューズ柄をプリントした麻のジャケット。
また19世紀末に英国で流行ったパラソルのモチーフのものも見られます。
オリジナルレース使いのダウンジャケットにも夢を感じます。
この他、ニットの提案も多く、モンゴル産のカシミアやヤクの毛使いのものなど。
右のようなニットにレースをあしらったものも人気といいます。
なお、今季はSサイズを強化し、母娘から祖母三世代での着用を意識して、デザインしたとのことでした。
いくつになっても少女の心を失わない女性たち。これはそんな大人の女性に向けた、ちょっとすてきなブランドです。
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