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2015年5月22日 (金)

1∞ミナカケル展 ふんわりやさしいミナペルホネンの世界

 ポエティックな柄で知られる、人気ファッションブランド「ミナペルホネン」が、20周年記念展を東京・表参道のスパイラルで開催しています。実はこのスパイラルも開業30周年を迎えるそうで、これは20周年×30周年のダブル記念となる一大回顧展になっています。

L_qxxsorgw  ブランドを手がけるのは、言わずと知れた皆川明さん。オリジナルの図案でテキスタイルを創り、服を制作するファッションデザイナーです。
 この皆川さんが、今回テーマに選んだのが、「1∞ミナカケル」です。パンフレットによると、「1∞」は、一つの要素が無限に掛け合わされる無限乗を意味しているとのこと。そういえば無限大の記号「∞」は、同ブランドのシンボルとなっている「蝶」の形に似ています。ブランド名の「ベルホネン」はフィンランド語で「蝶」のことなのですね。そして「ミナカケル」は、「さまざまな人の想いを掛け合わせ、走り続けるミナペルホネンが向かう未来」をイメージしているといいます。

Img_04641  本展では、皆川さんがこの20年間、職人たちと開発した布地約600点が、シンプルなドレスになって、展示されています。いずれもトレンドに左右されない長く着られるデザインのものばかりです。

 入り口から続く「parade」には、1995年のブランド創設時から2015年までの選りすぐりのミックスコーディネイト作品が並びます。
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Img_04571jpg  その奥は、広々とした「forest」で、巨大なモビール装飾が来場者を圧倒します。

 メリーゴーランドのようでもあり、どこかほっこりと温かい空気が流れてくる気がする空間構成です。

Img_04671jpg  逆方向の階段には、壁面にメモやスケッチ、試作品などが展示されています。アトリエに一歩、迷い込んでしまったかのような雰囲気です。

 その上はテキスタイルの展示になっています。開発までのストーリーを紹介する小さな窓が空いているのも興味をそそります。

Img_04831jpg  一階には、ミナペルホネンのテキスタイルを使用した家具を配したリビングルームも特設。以前このブログ(2014.6.13付け)に掲載した「経年変化を楽しむ生地“ドップ”」のスツールも置かれていました。

 衣食住と生活に潤いと彩りを与え続ける「ミナペルホネン」。そのふんわりやさしい世界をしばし堪能した展覧会でした。
 開催は6月7日までです。

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