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2015年4月30日 (木)

「丸山敬太が描くファッション業界の未来地図」

 今月初め、東京ビッグサイトで開催された第3回ファッションワールド東京で、業界活性化や若手支援のためのセミナーが連日行われました。
Cimg20531jpg  その初日、基調講演されたのが「ケイタ・マルヤマ」を手掛けるファッションデザイナーの丸山敬太さんでした。さすが人気デザイナーとあって、大会場は満席の盛況でした。 
 テーマは、「丸山敬太が描くファッション業界の未来地図」です。今やパリコレの常連となった丸山さんが、これまでの軌跡をたどりながら、日本のファッション業界が進むべき道について語られました。

 まずは、先般、東京コレクションで発表された、ご自身の今秋冬コレクションからスタートです。(このブログ2015..3.20付けで掲載)ビデオが上映され、華やかな舞台の様子が伝わってきます。テーマは「夜の香り」で、今回は20周年記念ということもあり、エンタメ性やショーアップにこだわったといいます。
 元々ショーが好きで、学生時代、テレビで高田賢三のパリコレを見て、電撃的ショックを受けたとか。あのようなショーを自分もやってみたいと思うようになり、それが高じてファッションデザイナーになられたそうです。
 やりたいことがあり、それを周りに伝えて、支えてもらえたことで、今の自分があるという丸山さん。夢を抱き、情熱をもってそれを発信することが大切と、話されます。

 ここからは質問形式になり、服づくりについて、「ドラマティックで楽しいものをやりたい。それを着たら、人生が変わるようなデザインを創りたい」といいます。
 日本製品への思い入れは強く、中でも日本の素材は世界に誇れると強調。「すばらしいものが日本でつくられていることを、世界に自慢しに、パリへ行っている、と思うぐらい」とも。
 また日本のファッション業界に必要なこととして、「インターネットで新しい世界が広がっているのに、いまだ皆が、同じ方向を向いている。縦ではなく横で、テイストやクリエイティビティといった要素で繋がる社会への転換が求められている。業界を横ぐしで刺していくことが重要」と断言。
 さらに若い人たちへ、「考えるよりも一歩足を踏み出すことが大事、すべては行動から始まる」のメッセージ。
 最後に、「日本の売場を見ていると、マニュアル化し過ぎ。もっとパーソナルであって欲しい。その方が楽しくなれる」とも。

 本当にそうだなと思うことを、デザイナーご本人の体験を基に、わかりやすく表現されていました。これからの未来を担う若者たちの琴線に響いたことでしょう。そんな心に残るセミナーでした。

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