AW15/16インプロセス バイ ホールオーハラ“装飾”テーマ
MBFWT東京コレクションで、プリントのクリエーションが美しい「インプロセス バイ ホールオーハラ(IN-PROCESS BY HALL OHARA)」。ファッションデザイナーのデュオ、スティーブン・ホールさんと大原由梨佳さんが手掛けるブランドです。今シーズンも、ランウェイで新作を発表されました。
テーマは、柄物を得意とするこのブランドらしい“dekor”。ドイツ語で“装飾”を意味する言葉です。着想したのは、1970年代のアートといいます。当時を思わせるジオメトリックやエスニック、花柄などのグラフィックが、モダンにアレンジされて、シンプルで洗練されたワードローブを引き立てています。とくに注目は、大胆なパネルプリントの一連でしょう。シーズンヴィジュアルにもなっているドレスは、一枚の現代絵画を見ているかのようです。
懐かしさとダイナミックな現代が渦巻く、エネルギーのようなものを感じたコレクションでした。
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