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2015年3月12日 (木)

パリの邸宅美術館でクリスチャン・ラクロワのモード展

Cimg1255musee_cognac_jay1  先月、パリを訪れたときに、コニャック・ジェイ美術館で、クリスチャン・ラクロワのモード展が開催されていることを知り、見に行ってきました。

 同館は、マレ地区にある瀟洒な邸宅(ドノン館) 美術館です。18世紀風の佇まいで、入り口では、それらしいコスチュームを着装した門番が出迎えてくれました。収蔵されているのは、サマリテーヌ百貨店の創業者、エルネスト・コニャックと妻マリー=ルイーズ・ジェイによるコレクションです。

Cimg12471  館内は、栄光の歴史を感じさせる、重厚なつくりになっています。

 その中で、ひときわ艶やかに浮かび上がって見えるのが、クリスチャン・ラクロワによるドレスデザインでした。あちらこちらに美しい衣装がインスタレーションされていて、それらが18世紀絵画や調度品のコレクションと見事に溶け込み合っています。

 上は、ラクロワによる18世紀風男子服。

Cimg12481  右は、18世紀のローブ・ア・ラ・フランセーズをヒントにデザイン制作された、ラクロワのドレス。

 
 
 

 下は、最上階の展示です。
 Cimg12511jpg
 このように過去の歴史衣装も、クリスチャン・ラクロワの手にかかると、すばらしい現代服に蘇ります。

 ところでクリスチャン・ラクロワですが、2009年にオートクチュールやプレタポルテのビジネスを休止し、その後の活動が気になっていました。華麗で装飾的なデザインでは、この人の右に出る者はいないと思っていましたから、残念に思っていましたが---、いろいろなところで活躍しているようです。今回の企画展もその一つでしょう。

 なお、この展示は4月19日までとのことです。

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