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2015年2月24日 (火)

JFW-IFF ウェアラブルで新しいショッピング体験の創造

Cimg01501jpg  昨今、ウェアラブル端末の進化を見聞することが多くなりました。この端末が、これからの新しいショッピング体験を創ることになるといいます。そんな衝撃的な近未来を語るセミナーが、先般のJFW-IFFインターナショナルファッションフェアで開かれました。
 講師は、ジョリーグッド代表取締役CEO ウェアラブル・テック・エキスポ総合ディレクターの上路健介氏です。テーマは「新しいショッピング体験の創造へ―ウェアラブルで変わるファッションと人の新しいカタチ」。その興味深い講演の概容は次のようです。

 まず、ウェアラブルについて。これは直接身に着けられるほど小さいコンピューターのことです。2013年頃から無視できない存在となり、今や飽和状態にあるスマホに代わって、伸びているといいます。
 背景には、センサーの最小化と、言葉を打ち込まなくても、人間の行動そのものが入力されるという技術の進展があります。まさにSFのような夢の世界が実現されようとしているのです。

 次にウェアラブルの種類です。とくにファッションとして焦点が当てられているのが、眼鏡型のスマートグラス、腕時計型のスマートウオッチ、ネクタイピン型のスマートピン。他にもコンタクトレンズ型、イアフォン型、タトゥ型など、様々なデバイスがあります。
 スマートグラスは、ニューヨークコレクショングで、2年前に登場したグーグルグラスが、ヴォーグ誌で特集されるなど、大きな関心を集めました。また3Dホログラムで空間を演出する、マイクロソフトのスマートグラスも話題です。
 スマホを腕につける感覚のスマートウオッチも、この3月アップルウオッチの新発売もあって、スマートウオッチ戦争勃発かという過熱ぶりだそうです。
 また面倒な充電についても、ソーラー装置付きのものが登場しているといいます。

 これまでどちらかというと身体チェックや運動量の計測など、機能を追求してきたウェアラブルですが、ここにきて、ファッションアクセサリー化への動きが顕著になっているというのも新しいニュースでしょう。スワロフスキーや、トーリ・バーチ、ゲスなど、ファッションブランドとのコラボが進んでいるそうです。デバイスにも、洗練された格好よさが求められているのですね。

 さらに、最近重要なキーワードとして浮上しているのが「IoT(Internet of Things)」です。つまり「モノのインターネット」で、今までネットワークに接続されていなかった「モノ」も、センサーを取り付けることで、インターネットを介して情報をやり取りする能力を備えるようになるということ。
 たとえば自動運転の車や、家電に自動的にスイッチが入るスマートホームなど、あらゆるものがインターネット化していくといいます。
 ショッピングでは、この端末がウェアラブルになり、家の壁や鏡がディスプレーとなって、オンラインとつながり、バーチャル試着やコーディネイトを体験できるようになります。導入が進む米国では、このシステムを利用した人の65%が、実際に商品を購入しているそうです。日本も、ラゾーナ川崎で東芝による仮想試着室システムが始められていて、人気を集めているといいます。

 買い物も、いよいよスマート・ショッピングの時代に突入しつつあるようです。まさにウェアラブルで、ショッピング風景が一変する。今後に注目です。

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