« ミラノウニカ2月展 日本企業の存在感増して | トップページ | 第20回ミラノウニカ 2016年春夏の素材トレンド »

2015年2月 4日 (水)

第20回ミラノウニカ 盛大に開幕式

 第20回ミラノウニカが、4日、ミラノ市内の見本市会場で開幕しました。出展社数は353社で、そのうちの64社はイタリア以外のヨーロッパ諸国からの参加ですが、さらにジャパン・オブサーヴァトリーに出展する34社が加わります。

Tn_mu_02_2015_opening_ceremony__025  恒例の開幕式はミラノ市長始めとする来賓を迎えて、盛大に行われました。挨拶に立ったシルヴィオ・アルビーニ会長は、この催しを紹介する中で、20回目を迎えたこのイタリアのテキスタイル見本市の重要性を強調しています。その概略をまとめてみましょう。

 まずイタリアのテキスタイル産業の総売上高が再び成長に転じ、前年比3.8%増を記録、テキスタイル部門の貿易収支は24億ユーロの黒字となり、ここ数年間続いてきた大幅な減少や停滞に歯止めがかかったといいます。
 輸出相手国には変化がみられ、アメリカが10%増となる一方、中国が9.6%減、香港が11.9%減となったとのことです。とはいえトップはヨーロッパ諸国で、第二位に中国がくることに変わりはないとも。
 生地分野では、ニット生地が首位の座にあり、梳毛を中心とした毛織物製品がこれに続くといいます。
 次に世界情勢の変化です。これまで強すぎたユーロの為替レート激変に触れ、今後は輸出が勢いづく一方、輸入品の競争力は下がるだろうとの見通しを披露。
 さらに経済発展省の強力なバックアップもあり、国際化に向けた取り組みを強化していくといいます。
 具体的なアクションプランとしては、中国に続き、今年7月にニョーヨークでミラノウニカを開催する。また新たな「オブサーヴァトリー」プロジェクトを立ち上げ、とくに注目される地域の出展企業を誘致する、トレンドエリアの充実に力を入れる、国際的コミュニケーションを強めることなどを、挙げています。

 最後に、ミラノウニカを世界でもっとも美しいテキスタイルの品質と卓越性の紹介の場とするよう、前進していくと力強く語って、締めくくりました。

 未来に向けて、ミラノウニカの大変な積極的な姿勢が目立った開幕式でした。

|

« ミラノウニカ2月展 日本企業の存在感増して | トップページ | 第20回ミラノウニカ 2016年春夏の素材トレンド »

テキスタイル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第20回ミラノウニカ 盛大に開幕式:

« ミラノウニカ2月展 日本企業の存在感増して | トップページ | 第20回ミラノウニカ 2016年春夏の素材トレンド »