「JBKS 2014」注目のニット企業
盛況のうちに閉幕した「ジャパン・ベストニット・セレクションJBKS 2014」。昨日付けのブログで、アワードは受賞されませんでしたが、オリジナリティの高い注目のニット企業がいくつかありましたので、ご紹介していきます。
○カネマサ莫大小
和歌山市本拠のニッターで、パリのプルミエールビジョン(PV)にも出展して高い評価を集めています。今回は、写真のような裏毛にはりつけプリント加工を施したモダンなデザインが目新しく映りました。
○森下メリヤス工場
カネマサ莫大小と同様に、PVに出展している和歌山県の丸編みニッターで、エアニット裏毛やジャカード編の新柄など、オリジナルのニットテキスタイルを出品。
○フジサキグループ
東京・墨田区にあるカットソー・メーカーで、東洋紡STCとともに開発したという、インドの希少なハイブリッド超長綿、“マハラニ®”使いの製品を提案。上品な光沢感と、しっとりとやわらかい風合いを前面に打ち出しています。来春からの販売だそう。
○モンド
京都の特殊意匠糸(ファンシーヤーン)メーカーで、ジャパンクリエーション(JC)展ではおなじみですが、JBKS は初出展だそう。ハイセンスでクオリティの高いニット用の糸を多数展開し、中にはかなり奇抜なものもあって、目立っています。ストックも豊富にとり揃えているそう。
○フェイマス・オグチ
東京・墨田区本拠のニットウェアのメーカーで、年齢を重ねた女性を美しく見せるパターンを開発しているといいます。
ベーシックなニットシャツのすっきりとしたシルエットに惹きつけられました。
| 固定リンク
「ファッション・アクセサリ」カテゴリの記事
- ピエール・カルダン氏逝去 ファッションの未来創った先駆者(2021.01.11)
- JAFICビジネスマッチング 企業とクリエーター商談会開催(2020.12.29)
- ファッションワールド東京 昔懐かしい「ガラ紡」に出会う(2020.12.17)
- 篠原ともえ サステナビリティが広げるクリエイションの可能性(2020.12.15)
- プラグイン10月展 バーチャルリアリティシステム初導入(2020.12.02)
コメント