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2014年12月24日 (水)

「Boutique! ファッションって何?アートと考える、その姿。」

Cimg98051  ファッションとアートの融合をテーマにした「Boutique! ファッションって何?アートと考える、その姿。」展が、東京・表参道のスパイラルガーデンで、29日まで開かれています。

 本展はフィンランドのヘルシンキで2012年に開催された「Boutique!」展をベースに、日本人デザイナーやアーティストを新たに加えて再構成した日本版です。
 ファッションを切り口に、これまでの「当たり前」を問い直そうと企画され、アーティストとファッションデザイナーがペアを組み、価値と価格、生産と廃棄、機能と装飾などをテーマに、作品を制作しています。
 現代社会が抱える問題を、ファッションの新しい視点でとらえた、大変興味深い展覧会でした。

Cimg97801jpg  「少女避難民(Girl Evacuees)」
 戦争で避難民となった女性が、一番上等なドレスに身を包んで故郷を離れたという逸話に基づき、元マリメッコのデザイナー サム・ユッシ・コスキと画家でイラストレーターのカティア・トゥキアイネンがコラボレーションしたインスタレーション。

Cimg97831jpg  「ボディビューティフル(リミックス)」
 アーティストのテロ・プハとデザイナーのティーム・ムーリマーキによるインスタレーションで、彼らは「ボディビューティフル(リミックス)」という名の香水を開発し、いかに理想の美がつくり出され、どのようにその基準がつくり直されていくかを問いかけます。ブランディングについても考察した作品といいます。

Cimg979412pg  「ふきよせ」
 商品にならなかったものや端切れなど、忘れられていた(=吹き寄せられた)ものに新しい価値を当てた作品。日本の美意識を現代に活かす服づくりに取り組むマトフと、ロングライフデザインのセレクトストアを手掛けるナガオカ ケンメイによる様々なアートワークが展開されています。

Cimg97901_2  「シンデレラ」
 服の変化がそのまま階級変化につながる童話「シンデレラ」をモチーフにしたインスタレーション。履きなれたスニーカーを掲げる画家の松井えり菜と、レディ・ガガの靴を手掛けるデザイナー、舘鼻則孝が作るガラスの靴(右写真)で、本当の幸福とは何かを考えさせます。 

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