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2014年12月 5日 (金)

15/16秋冬京都スコープ展 京都のこだわり服地に注目

 第76回京都スコープ展が、11月26-28日に、会場をアクセス渋谷フォーラムに移転して、開催されました。
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 参加企業は前回同様、5社で、各社それぞれ2015/16秋冬向けトレンドに基づく新作服地を発表しています。京都らしい、洗練された意匠性の高いこだわり素材が数多く見られ、デザイナーやバイヤーの関心を集めていました。

吉忠京都ロマン
 赤やピンクを前面に打ち出し、華やかな印象です。
Cimg92651  今シーズンのコンセプトは、「シンクロニシティ」で、異質なものを組み合わせて、自然な融合を生み出し、差別化をはかるというもの。こうして企画された服地が、二つのテーマで提案されています。一つは70年代風を鮮やかなカラーで魅せる、ジャカード中心の「レトロポップ」、もう一つはレースや後加工などで立体的な表面効果を追求した「クラフトサーフェス」。いずれも感度の高い、高級感のあるものばかりです。
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大松
Cimg92551 Cimg92571    今季は「日常からの脱出」をイメージして、二つのテーマで展開。
 一つは軽さとボリューム感、凹凸感のあるモダン・クラシックラインの「タイムレス」と、もう一つは英国風ツイードや東欧調タイル柄などで多種多様な色柄を楽しむボヘミアンムードの「トラベラー」です。とくに触感で感性をかきたてられる差別化素材にこだわっているといいます。

協友
 同社のニットテキスタイルは、国内では珍しい特殊な編機、両面選針機によるものだそうです。この編み機は、丸編み機で横編み機の往復運動による編み立てを円運動にした機械で、丸編みと横編みの良さを併せ持つニット生地をつくれるとのこと。これによりダブルフェースのハイテクジャガードなどのファンシーな編地や、新しいデザインのニットウェアが追求されています。
Cimg92721 Cimg92761jpg 今シーズンは「オプティカル・エモーション」をコンセプトに、ジオメトリックな柄を生かした、オプティカルアートのような効果のニットを提案。赤やパープル、ピンクといった美しい彩りで、ストライプやボーダー、サークル、トライアングル、ジグザグなどを組み合わせた先染めジャカードニットです。

伊吹
 イギリスにフォーカスした、二つのテーマを発表しています。一つは「60年代 ロック・ミューズ」(写真左)で、英国の60年代をイメージさせる幾何柄、アイビーストライプなどに、オパールプリントやボンディングなどの2次加工を施したもの。
 もう一つは「レディ・ゴー」(写真右)で、華麗な英国貴族の館を舞台にしたTVドラマ「ダウントン・アビー」をイメージさせるスタイル。花やオパール、レースや刺繍、ジャカードなど、凹凸感のある素材を訴求しています。
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外村
 今シーズンは、「追求と革新」の旗印のもと、秋らしい繊細な色使いの「プレザント・オータム」(写真左)と、冬向けの、優しい軽やかなエレガンスをテーマにした「フワフワ・ウインター」(写真右)をアピール。
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