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2014年11月20日 (木)

 第52回全国ファッションデザインコンテスト           日本綿業振興会賞にピカソ着想作品 

 第52回全国ファッションデザインコンテスト(一般財団法人ドレスメーカー服飾教育振興会・学校法人杉野学園主催)が、先月11日に開催され、愛知県の柿原慶子さんによるピカソを着想源とする作品に日本綿業振興会賞が贈られました。

 今回のコンテストには1,901点もの応募があったといいます。その内、ファッションショー形式による審査会に臨んだのは、入選作品38点です。この中から、文部科学大臣賞を始めとする各賞が授与されました。日本綿業振興会賞は企業賞の一つで、私も審査員の一人として参加しています。

1  日本綿業振興会賞を受賞した柿原慶子さんは、愛知県中部ファッション専門学校ファッション学科アパレルパターンコースで学ぶ2年生、21歳です。強く生きていく女性を表現しようと、ピカソの「泣く女」に着想したといいます。
 とくにこの絵の「指」に着目し、布絵具で指のモチーフを描き、それをトップスに大胆にあしらっています。見る者に強烈なインパクトを与える立体造形です。スカートも「泣く女」のハンカチをイメージしたデザインで、ドレープをたるませた形にしたといいます。全体に構築的設計ですので、穴あきメッシュやチュールを多用し、シルエットに軽やかさを出したとも話していました。
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 このようなアート作品をアイディアソースにした理由を尋ねましたら、意外な答えが返ってきました。それは絵やデザイン画が苦手なので、あえてアーティストを選んでその作品から刺激を受けたかったから、とか。その中でもっとも惹かれたのが、「泣く女」や「ゲルニカ」のような強い意志を表現するピカソ作品だったのですね。

 将来の夢はパタンナーだそう。そして舞台衣装の制作に取り組んでいきたい、とのことでした。今回の受賞を糧に、今度は映画や演劇の世界で、大いに羽ばたいていってほしいですね。
 なお、受賞作品の写真は、杉野学園よりお送りいただきました。

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