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2014年11月13日 (木)

「2014大阪・泉州T.F.C.展」に見る綿製品

 南大阪(泉州)繊維産地といえば、昔から綿織物や毛織物、タオル、ニット、毛布、紡績、そして繊維製品付加価値加工など、様々な繊維製品製造業が集積する地域です。この産地の繊維製品総合展示会、「2014大阪・泉州テキスタイル・ファッション・コンシェルジュ、略してT.F.C.展」が、今年も“こだわりと共創”を旗印に、10月16-17日、東京・北青山テピアで開催されました。
 出展企業は、紡績(2社)、テキスタイル(9社)、染色整理・プリント(5社)、縫製・付加価値加工(4社)、ニット(4社)、繊維雑貨(5社)、タオル(5社)、毛布・起毛テキスタイル(4社)、プロモーション(3社)です。

 とくに目新しい提案があった綿製品。その注目商品をご紹介します。

チャージ (カットソー企画・製造業)
Cimg84601_2 Cimg84631  創業50年、カットソーをメインに、天然繊維を用いたレディスハイクオリティのジャカード&ボーダーや、超極細繊維を使ったハイテク繊維素材の企画、開発を得意としている企業です。
 ブースでひときわ目立っていたのが、繊細なプリントTシャツでした。 
 生地はコットンシフォンと呼んでいる超極細セカンドスキンタイプのジャージーです。80番手単糸に強撚をかけ、ガス焼きし、フライス編してシルケット加工を施したもので、綿100%ですが、シルクのような風合いです。しかもポリウレタンを使っていないのに伸縮性抜群なので、細身のフィットしたシルエットを出せます。メロー始末のヘムも美しい。プリント表現も独自性にあふれています。そのユニークなモノづくりに目が点になりました!

辰巳織布 (綿織物業)
Cimg84511  最高品質の細番手高密度織物で定評のある同社。
 今シーズン目新しいのは、写真のジャケットに使用されている綿高密度織物、タテヨコに綿の3本撚り・ガス強撚糸を使用したすっきりとした高級感あふれる綾織物です。またボリューム感とハリコシを出した3重織。これはタテ糸に綿の上質なコンパクト糸、ヨコ糸にストレッチ性のあるPTT繊維糸使いのもの。

ダイワタオル共同組合(タオル染色・整理業)
Cimg84651jpg_2  今回、前面に打ち出されたのが、耐久性のある防炎加工タオル「ファイプロ」。セルロース繊維に耐洗濯性50回以上という防炎加工だそう。
 万一の初期防火に役立ちそうなタオルです。

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