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2014年9月21日 (日)

PVアワードはイタリア勢が独占

Cimg80884_2  今期プルミエール・ヴィジョン(PV)のハイライトは、第6回目を迎えたPVアワードです。最終日18日正午に発表があり、イタリアのテキスタイルメーカーが、4賞のすべてを独占。毎回何かしらの賞を獲得していた日本でしたが、今回は受賞がなりませんでした。

 とはいえ、ノミネートされたメーカーを見ますと、日本は10社もあり、ジャパンクオリティが依然、高評価されていることに変わりはありません。ちなみにその10社とは、瀧定大阪C.O.T.O、デビス、広撚、Kライン、小松精練、三星毛糸、東レ、坪由織物、ミナミ、ショーワです。

 審査委員長を務めたのは、「レオナール」のクリエイティブディレクターで、中国出身のイーキン・イン氏、また審査員の一人に昨日のブログで紹介した松重健太さんも入っています。

 注目のアワード、その受賞テキスタイルは次の通りです。

Cimg8100gdm1  2014年審査員大賞は、今シーズンを象徴する優れたテキスタイルに与えられる賞で、イタリアのコモのメーカー、GdA のプリント生地に贈られました。シルク100%で、マロン色の部分は上品で光沢のしなやかなサテン、黒い部分は透けるオーガンジーになっています。異なる織組織で、靄のような影のある墨絵調の柄が繊細なテクニックで染め分けられている美しいものでした。

Cimg8103luxry_jersey1  ハンドル賞は、タッチや風合い、動きで最も新鮮な驚きのあるテキスタイルに授与されます。今回は、Luxury Jerseyのビスコース100%のボリューム感のある3重編ミラノ風ジャージーが受賞。弾力性のあるしっかりとしなやかな風合いは、今季を代表するトレンドでもあり、そのクオリティの良さが審査員の心をつかんだようです。

Cimg8104faisa1  イマジネーション賞を受賞したのは、Lanificio Faisaのデニムツィードです。ブークレウールとモヘアにインディゴ染めデニム糸をからませた平織で、コットン59/ウール25/モヘア6/ポリエステル8/ナイロン2。デニムとツィードという意外な組み合わせが、素材、技術、柄や装飾、加工の面で最も大胆な意表を突くテキスタイルと、高く評価された様子です。

Cimg8106ala_campolmi1  イノベーション賞は、最も革新的、先進的、クリエイティブとされるテキスタイルに贈られます。今年はAla Campolmi Industrie Tessileのカシミア100%のレーザープリントが賞を獲得。やや厚みのあるしっかりしたフラノ風の表面に、エンボス加工のようなレーザープリントで、微妙なニュアンスの模様を浮かび上がらせた素材です。

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