「テックスワールド・パリ」開幕 日本絹人繊織物も出展
昨日、国際ファッション素材見本市「テックスワールド・パリTEXWORLD PARIS」が開幕し、世界28か国から、2015-16年秋冬の服地がパリのル・ブルジェ見本市会場に一堂に会して、18日まで開催されています。
出展企業は881社で、国別では中国が最も多い458社、次いでトルコが96社、韓国94社、インド62社の順。ここでも中国人の多いことに圧倒されます。
日本からは、毎回お馴染みの帝人フロンティアとリリーレース(西村レース)、それに前回はなかった日本絹人繊織物組合連合会の3社が参加。同連合会は、パリ展には秋冬シーズンのみの出展だそう。春夏シーズン向けはニューヨーク展の方に出ているといいます。
今季、この日本絹人繊織物組合連合会のブースに共同出展されたのが、桐生織物組合と、福島県の川俣シルク「フェアリー・フェザー」で有名な斎栄織物、米沢産地の羽生田織物、石川県の前多。いずれも日本有数の絹人繊織物メーカーで、得意のジャカードや超高密度織物、ラメ入りのファンシーものなど、高級感たっぷりなシルクやシルキー素材を披露されていました。
勝負の初日でしたが、出足は好調の様子でした。
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