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2014年9月28日 (日)

「ドリス・ヴァン・ノッテン」の創造の世界を覗く回顧展

 パリ装飾美術館で、「ドリス・ヴァン・ノッテン」の回顧展が開催されています。
Cimg7618dris_van_noten1  ドリス・ヴァン・ノッテンといえば、パリコレでも繊細な美的感覚で知られるファッションデザイナーで、アントワープモードの貴公子といわれる存在です。以前から見たいと思っていた展覧会で、会期が当初の8月末から、大好評につき11月2日まで延長され、今回幸運にも、見に行くことができました。

 本展のキーワードは「インスピレーション」です。400点あまりものアーカイブが、歴史順ではなく、創造性やそのプロセスを切り口にして展示されていました。たとえばフランシス・ベーコンにヒントをとった2009年秋冬コレクション、また2011年秋冬のジャン・コクトーやヴィスコンティからのイマジネーションなど、様々な着想源が紹介され、観る者に創造の秘密を垣間見させてくれます。さらに東洋にインスパイアされたきらびやかなゴールドの一連、インド影響という華麗な刺繍作品の数々にも、うっとりさせられました。

Cimg76221_3  中でも圧巻は「ガーデン」のコーナーでしょう。
 日本人フラワーアーティストの東 信氏がヴィジュアル制作に参加した神秘的な花園は、目が覚めるような美しさでした。そして最後を締め括ったのも、百花繚乱な2014春夏コレクション。 
 ドリス・ヴァン・ノッテンの創造の世界を覗く、幻想的な展覧会でした。

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