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2014年8月25日 (月)

ミッション[宇宙×芸術]展でスペース空間を疑似体験

 今夏は宇宙博など、宇宙に関する催しが人気で、その多くが参加型のイベントです。東京都現代美術館で開催中の企画展「ミッション[宇宙×芸術] -コスモロジーを超えて」も、そうした体験型展示が楽しい。
 先日、ここで福原哲郎&東京スペースダンスによる「スペースダンス・イン・ザ・チューブ」パフォーマンス&ミニトークが行われ、久米繊維工業の久米信行会長がゲスト出演されるというので行ってきました。久米繊維工業は、毎年日本綿業振興会が主催するTシャツプリントデザインコンテストで、受賞作品のTシャツを製作していただいている会社で、以前からご縁があります。

Cimg64091  会場には、横に非常に長い大きな白い布が天井からロープで吊られ、その下にマットレスが敷かれています。この白い布が、半重力・無重力の状態を疑似体験できる不思議な道具、「スペースチューブ」です。弾力性に富んだ特殊合繊糸を筒状に編んだ編地で、半透明のベールのようです。

 お二人の息の合うトークの後、ダンサーがチューブ内に入り、手足を伸ばしたり、寝転んだり、即興的で何とも神秘的パフォーマンスを見せてくれました。
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 この後はみんなでこの狭く閉じられた隙間を押し分けて、歩こうとするのですが、フワフワと宙に浮いていて、バランスがとれません。チューブ全体が30度ほどひねってあるせいでしょうか。まっすぐに行きたいと思っても転んでしまいます。転げ回りながら進むといった感じです。上下がわからなくなった人もいたのでは。
 私も体験して、これが宇宙空間というものなのかと、少しイメージがわきました。
 福原氏によると、身も心も布の動きにゆだねると、懐かしさが蘇ってきたり、見えなかったものが見えてきたり、不思議なことを体感できるようになるそう。禅の世界に通じるものがあるとも。また普段使わない筋肉を動かすことになるので、ダイエットにもなるとのことで、時間があったら何度でも入ってみたいと思ったことでした。
 子どもに帰って、こんな遊具で遊んでみるのも、たまにはいいのではないでしょうか。

 展覧会では、他にも大平貴之氏のスーパープラネタリウムや、名和晃平氏によるモノトーンのジオメトリー空間インスタレーションなど、宇宙をテーマにした現代アーティストたちの作品が展示されています。

Cimg64491  右は、入って直ぐの写真スポット「≪地球光≫&惑星探査車」です。月面着陸の気分が伝わってくるようです。

 下は、「チームラボ≪憑依する滝、人工衛星の重力≫2014」。滝の水は、陸域観測技術衛星「だいち2号」をコンピューター上にシュミレーションしたデータを元に、重力で引き込まれていく水を3Dで再現したマッピング映像で、その大迫力に驚かされます。
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 リアルな宇宙とアーティストの内的宇宙を見て、宇宙は、私たちにとって身近なものになったと感じました。本展は31日までの開催です。

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