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2014年8月18日 (月)

和の新風を巻き起こすクラフトビール

 ビール市場は、先進国のナショナルブランドでは縮小しているものの、新興国では大きく伸びていて、マーケットは年々拡大しています。こうした中、世界に進出して、ビール業界に和の新風を巻き起こしている日本発のビールブランドがあります。それが日本クラフトビールの「馨和KAGUA」。
 2012年に「和の食卓に映えるかぐわしさ」をコンセプトに誕生し、わずか2年にして、ミシュランに選ばれた名店や、国際線ファーストクラスで提供されるなど、海外6カ国で販売されているといいます。

Img_21901  その成長の秘密を探ろうと、このほど日本ファッション協会うらら会主催によるセミナーが、東京・青山ビジネスエアポートを会場に開催されました。登壇されたのは、同社社長の山田司朗氏です。

 同氏は、KAGUAのブランドづくりを、次のように語っています。
 まずは世界に売れる日本発のビールブランドを築こうと、市場のニーズを徹底的に分析。その結果、従来のビールに不満を抱き、飽きを感じている層があり、ハイエンドな空間に合うビールが求められていることに気づき、もっと個性的なものがあってもいいのではないか、との思いからKAGUAを開発したといいます。
 次に製造について。原材料から製造まで一切妥協せず、高価格にはなっても、ユニークなものをつくることにこだわったそうです。日本を象徴するハーブの柚子と山椒を使ったオリジナルレシピで、醸造はパートナーであるベルギーの醸造所に委託。とはいえとくに奇抜なことはしていなくて、基本に忠実を貫かれているとか。
 また和にふさわしい佇まいを重視し、アートディレクターに建築家の宮崎晃吉氏を起用。ボトルは着物をモチーフにしたデザインで、印鑑スタイルのロゴマークを採用。
 KAGUAが置かれている店は高級というイメージを大切にしているといいます。
 なお、販促はソーシャルメディアを活用し、すべて英語で発信しているそう。

 ニッチでハイエンドな市場を狙って、成功をおさめている日本クラフトビール。今年に入ってからも、東京にインスパイアされたビール「ファーイーストFar Yeast」を発表するなど、快進撃しています。
 伝統と最先端が溶け合うビールの味は、どんなものでしょう。一度試してみたいものです。

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