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2014年8月 6日 (水)

ルーツof Kawaii「内藤ルネ展」 ―時代と少女たち―

Cimg58761_2  「かわいい」は、今では「カワイイKawaii」と表記されるように、世界語です。このルーツとなった内藤ルネの展覧会に最終日の今日、行ってきました。

 会場となった東京・渋谷文化村ギャラリーには、ルネが追い求めたバラ色の世界が広がり、関連グッズが販売されています。子どもの頃、こんなぬりえでよく遊んだ、などと思い出し、見ているだけでワクワク、ドキドキ、楽しくなってきます。
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 それにしても、こんなに可愛らしい絵を男性が描いたとは、びっくりです。絵やイラストだけではなく、人形作家やファッションデザイナーの顔も持っていたのですから、驚きです。Cimg58811
 1953年、中原淳一のもと「ジュニアそれいゆ」でデビューした彼は、たちまち少女たちのカリスマとなり、あの松島トモ子の服もデザインしていたのです。

 右は、メイ・ウエストに扮した黒柳徹子をイメージして描いたものといいます。

 また1970年代初め、白いインテリアを流行らせたのも内藤ルネ。私も白に憧れて、家具を白く塗ってもらったものでした。

2    さらに現在のキャラクターブームの原点をつくったのも彼でした。ロンドン動物園で見たパンダに魅せられたルネは、日本にパンダが来る1年も前に、ルネパンダのキャラクターを生み出しています。他にも動物からイチゴなどの果物・野菜、さらに見捨てられたモノまで、様々なカワイイの芽を見出しては、命を吹き込んでいったのですね。

 かつて「幼稚」というネガティブなイメージがあったカワイイも、今では「大人カワイイ」がブームになるように、成人にも普通に使われるようになりました。
 こんな風に時代は移り変わっていきます。彼の作品には、アンリ・ルソーの影響が垣間見えるものが多いのですが、原画に触れて、偉大なアーティストであったことを改めて気づかせられました。

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