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2014年8月20日 (水)

世界をアートで変えるフランス人アーティスト「JR展」 

Cimg60151  世界の街角を舞台にしたアート作品で、世界を変える「インサイドアウト」プロジェクト活動をしているフランス人アーティスト「JR(ジェイアール)展」が、東京・渋谷ヒカリエで25日まで開催されています。 

 彼にとっては、街中がキャンバス。とはいえ外壁に絵を描くのではなく、巨大な写真を貼ったグラフィティアートです。
 彼は、世界各地で弾圧や貧困、差別のもとで暮らす人々を撮影し、現地の人たちと一緒に壁に貼り、そこを誰もが見ることのできるギャラリーに変え、地域が抱える問題を全世界に提起する壮大なスケールのアート作品を生み出しています。この物言わぬアートで、世界をひっくり返そうという活動が、「インサイドアウト」プロジェクトです。
 東日本大震災のときにも被災地にやってきて、写真を撮り、屋外展覧会を開いたことで話題になりました。

 今回の個展は、リトグラフ版画10点で、小規模ですが、デヴィッド・リンチとのコラボレーション作品も含まれています。そのうち2点を、ご紹介します。

Jrpr11011  ちらしの写真に使われたカンボジアのプノンペンでのポートレート作品(2011年)です。
 これは「Women Are Heroes女性たちこそがヒーロー」という、とかく社会の犠牲になりがちな女性の尊厳に光を当てるプロジェクトの一つで、他にインドのニューデリーやケニアのナイロビでのものも展示されています。 

Cimg60121  「THe Wrikle of the City都市の皺」プロジェクトの一つで、中国の上海(2010年)。
 出会った老人の写真を貼り、顔に刻まれた深い皺に、街の歴史と人生を見る作品。

 終了まであと数日となってしまいましたが、注目の社会派アーティストの個展です。アートに興味ある方、お見逃しなく!

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