JFW-IFF 色鮮やかな帆布バッグコレクション
商品で最初に目に付くのが色です。今回、東京ビッグサイトで開催された日本最大のファッションビジネスの展示会、JFW-IFFで、目を奪われたのが、色鮮やかな帆布のバッグコレクションでした。
出品していたのは、帆布をつくって125年という、岡山県倉敷市の老舗企業、タケヤリです。このほどそのノウハウを生かして、美しい色彩の色落ちしない帆布を開発、“織られたレザー”のような出来栄えのバッグを製作し、本展にデビューしました。
帆布の染色を依頼したのは、水のきれいさと技術力日本一というクラボウの徳島工場です。これまでは糸の芯まで染めることは不可能でしたが、この工場で、それが可能になったのです。従来の風合いのよさはそのままに、美しい発色と高い堅牢度を実現できるようになったといいます。
縫製もカバンの産地、兵庫県豊岡で、革の縫製仕様を利用してつくられているとのこと。
軽くて丈夫、何よりも色が美しいと、百貨店やセレクトショップのバイヤーから好評だそう。今後の展開が期待されます。
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