« ヴァロットン絵画は動画のワンシーン! | トップページ | レースのロマンティシズム »

2014年7月 9日 (水)

TVショッピングもネット販売サイト活用へ

 オムニチャネル化の波が、TVショッピングにも押し寄せていることを改めて感じさせる講演会(ユニバーサルファッション協会主催)が、先月末、東京・京橋で開催されました。

Cimg51251  講師は、ジュピターショップチャンネル執行役員の秋吉優樹氏で、「TVショッピングの特徴と今後の課題」をテーマに、TVショッピングの強みや成長戦略について語られました。終盤、とくにネット活用について力説されていたことが印象的でした。 

 概略は次の通りです。
 まずジュピターショップチャンネルについて。業界最大手のTV通販会社であることはいうまでもありません。創業は1996年で、BS やCS配信などの伸びもあり、2007年には、売上が1,000億円を突破、今なお増収を続けています。24時間365日、生放送による通販番組を放送していることもあるのでしょう。アンケート調査によると、約55%が同社を知っていると答えるなど、認知度も業界トップを誇ります。
 顧客層は、女性が90%と男性を圧倒。その75%は40代から50代、60代で、商品シェアはジュエリーとファッションが40%、美容と健康関連が30%だそう。共通点は、女性が「若く、美しく、楽しく」なれるものといいます。

 次にTVショッピングの特長について。1点あたりの商品情報の豊富さと、即配送の利便性がメリットといい、放映後、売上効果がスピーディにわかることから、次の予測に生かすことができ、販売ロスを減らせるとも。
 また視聴者から信頼が得られる司会進行役のキャストと取引先ゲストが、もっとも重要と強調。そしてTV向け商品のポイントとして、「ユニーク」、「バリュー」、「サプライズ」の3つのキーワードを挙げ、人気商品をピックアップして紹介。

 さらに同社のビジネスのけん引役という、お買い得商品を揃えた「ショップ・スター・バリュー」や「アニバーサリー」企画番組に言及。何と夜中の0時から1時の間が売れ行きのピークと聞いてびっくり!

 最後に今後の課題について。「Exceed TV Shopping」を合言葉に、テレビからネットへの誘導を図る、新しい取り組みを発表。これには近年、:テレビ配信網が頭打ちとなり、これ以上の枠取りが困難になっていることや、ECサイトからより若い層を取り込みたい意向などがあるようです。

 「ショップチャンネル、まずはWEBで!」という同社の新TVCMに、TVショッピング時代もいよいよ転換期を迎えていると、痛感させられた講演会でした。

|

« ヴァロットン絵画は動画のワンシーン! | トップページ | レースのロマンティシズム »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: TVショッピングもネット販売サイト活用へ:

« ヴァロットン絵画は動画のワンシーン! | トップページ | レースのロマンティシズム »