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2014年5月 1日 (木)

「MATSUSHITA」母から娘に引き継げるニット

 「マツシタMATSUSHITA」は、長年ファッションデザイナーとして活躍されてきた松下陽子さんが、昨年の春、「ニットの素晴らしいものを、その楽しさをこの手で伝えたい」と新しく立ち上げたニットブランドです。

 エイジレスファッションをコンセプトに、母から娘に引き継げるニットを提案されています。糸も日本の高品質なものを使用し、日本の伝統に裏付けされたモノづくりへの思い入れから、職人が丁寧に仕上げたメイド・イン・ジャパンにとことんこだわっています。
 
 先週、今秋冬コレクションを発表する展示会が、渋谷区神宮前の新しいオフィスで開催されました。緑に囲まれた一角は、原宿界隈とは思われない、閑静な佇まいです。
 松下さんはさっそく新作を見せてくれました。
 
Cimg36451  まず目を惹いたのが、シャネルツィードならぬ、濃いインディゴデニムのテープを使って、モヘア糸と引き揃えて編んだシャネル調のスーツです。
 テープは、某大手ジーンズメーカーのデニム地の残布を引き裂いたもので、これは裂織りではない、裂編みです。しかもただ編んだだけではありません。きちんと洗いをかけて縮絨してありますので、しなやかでビロードのようなやわらかい肌触り。その上綿クズも出ません。手で止めつけたゴールドのチェーンなど付属もオリジナルで、裏地も付いていますから、きちんと着こなせます。
 松下さんも、「思った以上の出来栄え」、といいます。
 
 インナーは、チェスのナイトのワンポイントモチーフを編み込んだウールのセーターです。馬の頭部を型取ったナイトは、ブランドのロゴマークにしたいとも。エレガントに生き抜く女性のイメージにぴったりです。
 
Cimg36471  また右のふんわりとしたコートは、ウール/アルパカ/キッドモヘア糸使いで、チェス盤のチェック柄ジャカード編みのもの。ふんわりと温かそうです。






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 写真上の左は、リリヤン糸使いのセーターで、レーヨンがいぶし銀のようにきらめき、色が微妙に変化して美しい。減らし目を生かしたディテールもポイントです。
 真ん中のセーターは、インターシャで格子状のグラフイックを表現したもの。光沢のあるモール糸とウールを切り替え、モダンなラインを入れたデザインは、一枚の絵を見ているかのようです。
 右は、カシミアを1.3キロ使ったという、アラン編みのダッフルコート。トグルボタンに牛革使いなど、贅沢なスポーツ感覚が今年らしい。
 いずれも触れた瞬間、他にはない作り手の温もりを感じさせる、上質でトレンド感のあるアイテムばかり。
 
 日本の明日を見つめ、母から娘へ、受け継がれるエイジレスファッションを掲げる「MATSUSHITA」。一部商品は、家庭画報のファッションカタログやJALショッピングにも掲載されているそうで、今後の活躍がますます楽しみ。私も微力ながら、応援しています。

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