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2014年3月14日 (金)

映画「イヴ・サンローラン」に感動

Photo  パリで公開中の映画「イヴ・サンローラン」を見てきました。
 これはフランスが誇る偉大なファッション・デザイナー、イヴ・サンローランの伝記を再現した、感動のドラマでした
 主役を演じたのは、若手俳優のピエール・ニネイで、その繊細な風貌はイヴ・サンローランにそっくり! ショックを受けると同時に、映画の中にいとも簡単に感情移入させられました。
 
 映画はまず、1954年にディオール店に迎え入れられたところから始まります。1957年、ディオール氏に認められ、21歳の若さでメゾンの後継者となり、トラペースラインを発表します。コレクションは大成功を収めるのですが、アルジェリア戦争の泥沼化で、1960年に徴兵されて精神的ダメージを受け、帰国後、1962年に実業家ピエール・ベルジェと組んでオートクチュールメゾンを開きます。映画では、このあたりのことが細かく活写されています。有名なモンドリアンルックを思い付くシーンも大変興味深かったです。

 名声が高まる中での天才の苦悩も表現されています。真夜中にセーヌ河岸のポン・マリー辺りを彷徨する姿も映し出されていて、胸が熱くなります。
 
 2002年に引退し、2008年に亡くなったイヴ・サンローラン。こ映画では、若き日の栄光と苦悩を、かなり忠実に描き出していると思いました。
 
 パートナーだったピエール・ベルジェ氏も、この映画のメガホンをとったジャリル・レスペール監督を絶賛されて、衣裳貸出しなどの協力を惜しまなかったといいます。すばらしいドレス作品の数々を垣間見ることができるのも、本作の魅力でしょう。

 日本での公開は未定とのことですけれど、ファッション関係者は必見の映画だと思います。公開が待ち遠しいですね。

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