2014-15年秋冬 “matohu” テーマは「ふきよせ」
日本の美意識 を現代ファッションに映し出す“matohuまとふ”が、「日本の眼」シリーズ第9弾となる2014-15年秋冬コレクションを発表しました。テーマは「ふきよせ」です。
「吹寄せ(ふきよせ)」とは、色とりどりの落ち葉が風に吹かれて一所に寄せ集まった、そんな姿のこと。ブランドを手掛けるデザイナーの堀畑裕之さんと関口真希子さんは、その一瞬の美に目をとめ、布に重ね合わせました。端切れや裁断で残った布のカケラをいとおしみ、接ぎ合わせたり、切り継いだりして、新しい命を吹き込み、再創造したのです。
紅葉を思わせる秋色のドレープのドレスや木の葉模様のジャケット、ふんわりとしたコートのレイヤード------。そこにはいわゆるバッチワークのイメージはありません。大変洗練された凛としたハーモニーが奏でられていました。
息を呑むような重ねの美しさを存分に見せてくれた「ふきよせ」。和の伝統を現代的なクリエーションへと昇華させた、その手腕にまたしても拍手です!
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