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2014年2月 4日 (火)

森永邦彦「服づくりという仕事―その楽しさとむずかしさ」

 社会デザイン学会のモード・ファッション研究会主催、第一回トークイベントが、今をときめく若手ファッションデザイナー、ANREALAGEを手掛ける森永邦彦さんをゲストに、先月末、東京・原宿で開催されました。

Cimg05951jpg テーマは「服づくりという仕事―その楽しさとむずかしさ」です。
 まず森永さんが、ご自身の実験的なコレクション、服の色が変化する13-14AWコレクション「カラー」と、サイズが変わる14SSコレクション「サイズ」を紹介。

 次に対談に移り、同学会代表で立教大学名誉教授北山晴一先生が質問し、森永さんがこれに答える形で、お話しが進められました。

 これによると、森永さんが服づくりをすることになったきっかけは、元々好きだったことと、大学に入って、ケイスケ・カンダの電車内でのショーに出会ったことだったそう。このときの衝撃から、ケイスケ・カンダに似た服をつくるようになったのが始まりとか。しかしその後、方向を変えてANREALAGEを立ち上げ、今では両極のように異なるスタイルになっている、といいます。

 クリエーションのコンセプトについては、「こういう服があればいい」と思う服だそう。人と競争することが嫌いなので、誰も手を出していない服をつくろうと思っているといいます。実現不可能と思われる服でも、技術の力で、可能になることは多いとも。

 とはいえ反骨精神で服づくりをしているわけではなく、基本は日常生活で普通に着られるデザイン。発見や疑問をストレートに表現して、誰もが理解できる驚きを目指しているといいます。
 
  売り上げも順調に伸びているとのことで、まさに日本ファッション界の期待の星!

 さてこの次はどんな驚きを見せてくれるのでしょうか。ますます楽しみですが、大御所デザイナーの山本耀司氏もおっしゃっている通り、シーズン毎に新しいものを求められるファッションデザインの世界は過酷です。どうぞ息長く活動を続けてくださるように、心より願っています。

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