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2014年1月19日 (日)

全国の「糸にまつわるモノづくり」一堂に展示販売

 今、「見て、触れて感じる47の繊維製品のこれから」展が、東京・渋谷ヒカリエにあるd47 museumで開催されています。これは昨年11月から始まったイベントで、2月2日まで行われています。
 以前から気になっていたこともあり、興味津々で、先日、行ってきました。
Cimg02811jpg  
 テーマは「糸にまつわるモノづくり」です。1本の糸からつくられるモノに焦点を当て、全国47の都道府県から、各々1つずつ、「これはと思う」伝統工芸や地場産業の繊維製品が、一堂に集められています。
 というと、とかく、伝統の技術を守り続けることに力点が置かれがちですが、ここではそうしたモノの中から、現代のリアルな暮らしを彩る、生きたモノづくり、つまり「身に着ける」、「使う」といった実際の需要につながる製品が取り上げられています。文字通り、「見て、触れて感じる」ことができる、誰もが親しみやすいモノばかりです。
 
 日本の糸へん業界のモノづくりを一覧でき、またお買い物も楽しめる、ちょっとうれしい空間で、大変興味深い催しと思いました。
 
 47のモノづくりの中で、とくに目に付いたものを4つ、ご紹介します。

○木玉毛織(愛知県)
「ガラ紡」による オーガニックコットン製品を展示。
Cimg03181  ガラ紡は、明治初期に開発された日本独自の紡績機で、三河に一大産地が形成されていましたが、生産効率を理由に、今では全国に2?3軒しか残っていません。
 手紡ぎのような温もりのある風合いが魅力で、糸を紡ぎ続けているといいます。

○グラッチェ(富山県)
 フォーマルなレースの白いハンカチを展示。
Cimg02621_2  ここは全国でも数少ないレースの産地で、1981年から刺繍レースに携わっているとのこと。生地とレースに繋ぎ目がなく一体型無縫製で生産されるハンカチは、繊細で美しい。

○佐藤繊維(山形県)
 編み物用の高級な毛糸を展示。
Cimg02751  オバマ夫人が大統領就任式のときに着用したニット素材が、同社の極細のモヘア糸であったことから、一躍脚光を浴びた高級ニット糸のメーカー。「本当に作りたい糸づくり」を目指して、高度な技術が必要とされる糸を作り出しているとのこと。

○織ものがたり(佐賀県)
 鍋島緞通の新しいカタチ。
Cimg02881  佐賀に伝わる鍋島緞通の技術を受け継ぐ職人たちが 2012年に創業。現代の生活スタイルに合った鍋島緞通の可能性を提案していくといいます。

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