スエットシャツがモードに変身
スエットシャツとは、一昔前の世代にはおなじみのトレーナーのことです。元来、スポーツ選手が競技の前後に着た服ですので、日本ではトレーニングからトレーナーと呼ばれていたのですが、最近は、英語本来の呼称であるスエットシャツという言い方に戻り、トレーナーの語は死語に近くなってしまいました。
このスエットシャツが、この春、エレガントなファッションになって、ちょっとした旋風を巻き起こしそうです。
JFW-IFFでは、アーバンエレガンス・ソーンに出展していたヤマトドレスが、肩先にカットワークの花をレース刺繍したスエットシャツ(写真左)を見せていました。この刺繍はスカートにも繰り返し用いられていて、女らしさを盛り上げています。
またリアルリュクス・ゾーンでは、ルールドの新ブランド、ウルトラが、スエットシャツにフードを付けたパーカ(写真右)をディスプレーしていました。
いずれもスエットというスポーツの要素を、上品に落とし込んで、洗練された軽やかさに仕上げています。これなら誰もがさらりと着こなせそう。
今夏は、サッカーワールドカップもありますし、オリンピックムードも高まっています。スエット人気はますます広がるでしょう。
| 固定リンク
「ファッション・アクセサリ」カテゴリの記事
- 文化ファッション大学院大学ファッションウィーク(2019.02.05)
- イッセイ ミヤケの新作バッグ「オビ」と「コンブ」展(2019.01.28)
- 「ここのがっこう」10周年記念展 パワフルな作品ズラリ!(2019.01.26)
- モード・イン・フランス展 ⑵ ホール出展ブランドから(2019.01.25)
- 「テンボ」全ての人が笑顔になれるファッションショー開催(2018.12.28)
コメント