「メゾン・エ・オブジェ」9月展 日本製タオルに高評価
早くも今月末、次回展を迎える「メゾン・エ・オブジェ」。日本からの出展はまたしても増えています。この見本市の昨年9月展に行く機会があり、日本のメーカーが積極的に市場開拓に取り組まれている様子を見てきました。
とくにホームテキスタイル分野では、タオルのメーカーが注目されます。日本の品質、ジャパン・クオリティを世界に伝えようと、素材や色、柄などにこだわり、商品開発されていて、いずれも大きな手応えを感じている、といったところでした。
○内野 UCHINO
今回で11回目の出展で、人通りの多い好位置にブースを設けられていました。白やブルーが基調の非常に洗練された印象です。
新製品として、クイックドライ(速乾)綿100%タオルを発表。紡績から製品まで一貫体制で生産しているからこその高機能タオルです。
また和のイメージも強調されていて、秀峰窯の美濃焼や江戸小紋のモダンな柄を取り入れたタオル、オーガニックコットンやナチュラルダイで、エコの打ち出しも。実績のある肌触りのいいガーゼタオルも豊富。
タオルだけでなく、バスローブや部屋着、パジャマの提案も目立っていたのも印象に残っています。
○プレイリードッグ PRAIRIE DOG
出展して6年目。今回は、初めてすべてのコレクションを日本製にしたといいます。というのも欧州では中国製が好まれないからとか。
とくに洛陽染などでナチュラル感をアピール。また播州織のストールやカラフルでモダンなデザインの風呂敷を並べるなど、日本を強調されていました。
○オリム ORIM
高品質なタオルに目がいきます。出展5回目で、高級ホテルなどからの顧客を着実に増やしている様子です。
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