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2013年12月21日 (土)

映画「ファッションを創る男 ―カール・ラガーフェルド―」を見て

 謎に満ちたファッションデザイナーのカール・ラガーフェルドを、ロドルフ・マルコニ監督が、2年間密着取材したドキュメンタリー映画、「ファッションを創る男 ―カール・ラガーフェルド―」を見て来ました。
 
 シャネルやフェンディ、それに自身のブランドも手掛けて、ファッション界を長年牽引するカール・ラガーフェルドの精力的な活動ぶりは、目を見張るばかりですが、映画では、どちらかというと写真家としての顔の方を強調していたようです。11歳でホモセクシャルであることに気づいたことを独白し、ビアリッツの別荘で美しい男性モデルを撮影する場面には、どきりとさせられます。すべてにおいて美にこだわる彼の日常生活が、描かれていました。
 襟の高い細身のジャケットとシャツを常にきちんと着用し、人前では決してサングラスをはずさず、指にはクロムハーツの指輪をはめている、その指輪の数の多さにも驚かされます。

 そして「学歴も資格もない。すべて独学だよ」と言うのです。あの時代だからこそのことでしょうが、本当にすごい才能です。
 
 黒いドレスの夢を見て、その通りのコレクションをシャネルのオートクチュールで発表するシーンも印象的で、まさにイマジネーションの世界に生きている人ということがわかります。「現実でありたくないんだ。幻のように、現れては消えたい」と言って終わるのですが、ファッションを創る天才らしいなと思いました。
 でもこの天才、家の中は散らかしっぱなしで、整理していない方がいいといいます。こんな人間的なところもあるんだ、と思い、ちょっとうれしくなりました。

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