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2013年12月

2013年12月31日 (火)

霧氷が美しかった!

 久しぶりに、というか数年ぶりに、今年はスキー場の頂上付近で、美しい霧氷に出会いました。今、北信濃の戸隠スキー場に来ています。
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   毎年、年末年始はスキー場で過ごしていますけれど、この時期はいつも雪で、吹雪になることも多いのです。でも今朝は珍しく晴れ間がのぞいて、昨夜降った雪が、木々の枝に凍りついて真っ白な霧氷になったようです。青い空に映えて清々しい気持ちになりました。

Imgp04381_2  とはいえ昼過ぎにはもう消えてしまいましたから、一時のはかない現象でした。
 
 スキー場からは、戸隠連峰の最高峰で、別名「戸隠富士」ともいわれる高妻山を、雲の合間から望むことができました。以前来たときは全く見えなかった山で、百名山の一つだとは知りませんでした。今度は夏に来て、登れたらな、と思っています。
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2013年12月30日 (月)

パリのシュールなインテリアの世界「メタモルフォーゼ」展

 夢のようにファンタスティックと思ったインテリア装飾の世界を、この9月のパリで体験しました。それは建築とインテリアで著名な雑誌「AD」による「メタモルフォーゼ」展です。

 開催されたのは、セーヌ左岸にある17世紀の邸宅です。その各部屋は15人のインテリアデザイナーにより、思い思いにデザインされていました。そこには思いがけない遊び心のある、シュールなクリエーションがいっぱいで、大変楽しかったです。部屋を巡る度に、「次は何?」とワクワクさせられたのを思い出します。 
 
 そのいくつかをご紹介しましょう。
 
○シャンペングラスの木
Scimg7440mta1  この木には、キラキラ光るシャンペングラスの花が満開でした。この美しい幻想的な空間の中で、夢ではない本もののシャンペンをグラスで味わったのです。すてきな思い出となりました。

○シュールな女王のドレス・チェア
Scimg7448meta1  この椅子はきらびやかなドレスの形でできています。座ると、すっぽりとからだがドレスに包まれて、女王か何かになったかのような気分にさせられます。


○「星の王子様」の部屋
Scimg7441meta1jpg  天蓋のある子ども用ベッドが置かれ、動物のモチーフがそこかしこに見られる、かわいい男の子の部屋です。



 

○魅惑のオフィス
Scimg7411meta1  ひょう柄のチェアにきつねの毛皮など、一風変わった装飾です。






○草原で朝食             ○反射する庭
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2013年12月29日 (日)

永遠の「リトル・ブラック・ドレス」の展覧会

 またしても前の話になってしまいますが、この9月、パリで開催されていた「リトル・ブラック・ドレス」展を見て来ました。これはオートクチュールコレクションの時期に合せて、7月から行われていたものです。私が行ったときはもう終盤になっていました。
Docu0112_2  写真左は、パンフレット掲載のもので、ランバンの2012年コレクションからもの。ネオプレン使いのドレスです。
 場所はセーヌ川沿いのモナ・ビスマルク・アメリカンセンターです。モナ・ビスマルクとは、1950~60年代に、社交界の華だったドイツのビスマルク伯爵夫人のこと。この女性の名前が付いた瀟洒な館で、アメリカ版「ヴォーグ」のエディター、アンドレ・レオン・ターリー氏によるこの企画展を展覧しました。

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 会場には、1920年代から現代まで、連綿と続く「リトル・ブラック・ドレス」50点が、赤い壁をバックに静かなコントラストを描くように展示されていました。黒一色でこれほど高貴な雰囲気を出せるとは。パリモードのエッセンスが感じ取れた展覧会でした。

 ところでリトル・ブラック・ドレスとは、文字通り黒一色のシンプルなドレスのこと。ココ・シャネルが、1926年、黒は喪服という当時の概念を打ち破って、オートクチュールで発表したのが始まりといわれています。

 街の中を歩いても、パリもミラノもモードストリートでは、依然として黒は多数派でした。色彩の復活が唱えられてはいるのですが---。黒ならカジュアルにもエレガントにも着装できますし、着やせ効果もあります。機能美と感性美を備えている色で、忙しい現代女性には最適の色なのでしょう。ちなみに私も黒が大好き。まさに「リトル・ブラック・ドレス」は永遠です。

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2013年12月28日 (土)

パリ「ロイ・リキテンシュタイン展」

 パリのポンピドゥ・センターでは、ポップアートの代表的なアーティスト、ロイ・リキテンスタインの大回顧展が開催されていました。今夏、東京・新国立美術館の「アメリカンポップアート展でも、リキテンスタインの「鏡の中の少女」を見ていましたし、それほど関心はなかったのですが、行ってみましたら、やはりすばらしくて、大いに刺激されました。
 
Scimg7067roy1jpg  初期のマンガ作品は、機械印刷のドットを細かな手作業で制作していて、人間の手で機械のように描くことがテーマだったことがわかり、職人的なアート作品であると納得しました。ピカソやマチス、モネらの作品をイメージした彫刻や版画もあり、晩年の作品である、安藤広重の浮世絵に因んだ大作も展示されていました。
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 展覧会と言うと長蛇の列ができるパリ。本展も同様でしたけれど、並んでよかったと思いました。写真撮影も大半OKで、こういうところは日本とは違うなと思います。

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2013年12月27日 (金)

パリ特別展「下着のメカニック」の楽しい体験コーナー

Lamecaniquedesdessouslivreartsdecoc   もう終了してしまいましたが、9月に訪れたパリ装飾芸術美術館で特別展「下着のメカニック」が開催されていて、中世から今日までの下着の変遷と、コルセットや骨入りスカートなど、時代の美意識に合せて、からだを人工的な枠の中に閉じ込めてきたそのメカニズムを学び直してきました。

Faffd85420cc02fa8f8d6c1b2c46c56bt_2  本展では現代のコム・デ・ギャルソンやティエリー・ミュグレー(写真右)、ドルチェ&ガッバーナらの作品も展示されています。からだは今やもう解放された感がありますが、実は「見えないコルセット」に縛られていることを実感させられました。

 とくに楽しかったのが、下着の体験コーナーです。服飾展というと鑑賞するのみで、展示物には触れることすらできないのが普通です。でもここでは実際に着用できて、ウエストの締め具合などを確かめたりできるのです。女性だけでなく、男性用コルセットや子ども用のもあって、家族で思い思いの下着を試着し、写真を撮るなどして、楽しんでいました。
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 服は着装してみないと良さがなかなか伝わりません。ましてや下着となるとなおさらでしょう。
 日本でもこういう試みがあったらいいな、と思うような展覧会でした。

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2013年12月26日 (木)

短めフレアスカートが人気

 「日経トレンディ」では、2014年のファッションは「懐かし系」で、80年代バブル時代の風が復権するといいます。当時はボディコンシャス、通称ボディコン・ブームで、女性のボディーラインを際立たせるシルエットが流行り、ウエストをマークするスカートが人気を集めていました。
 
Cimg99531jpg  今季は、この風に乗って、スカートへの関心が高まっています。それもフレアという、ふんわりした裾広がりのスカートで、サーキュラースカートも目立っています。映画「ローマの休日」の中で、ヒロインのオードリーヘップバーンがはいていた、あのスカートで、これは元をただせば、クリスチャン・ディオールの「ニュールック」が発信源です。アメリカの大学生を中心に大流行した懐かしいスタイルです。
 
 でも今は、かつてと異なりショート丈、というよりかなり短めになっています。
Scimg7342gallery_alaia  元祖ボディコンで、一世を風靡したファッションデザイナーのアズディン・アライアも、今シーズンは写真左のようなミニ丈のフレアスカートを打ち出しています。
 
 新しい女らしさが求められる昨今、女性の美しい身体のラインを自然に強調するフレアスカートに目が離せなくなりそうです。

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2013年12月25日 (水)

ミリタリーアイテムは優しくかわいく着こなして

 「日経トレンディ」の「2014年ヒット予測」で、14位にランキングされていたのが「トップガン女子」。「トップガン」はアメリカ海軍戦闘機兵器学校のことで、1986年に映画化され、主演のトム・クルーズが一躍スターに躍り出た作品。この映画のイメージが注目されて、「MA-1」を髣髴させるジャンパーや迷彩柄などのミリタリーアイテムが、男子のみならず女子に、来年もまた人気を集めそう。

 
Scimg6908browns  今年は生地メーカーを取材して、「売れている」とよく言われたのが、柄ではカモフラージュ柄でした。あの斑点模様が、プリントやジャカードで、またカーキのみならず多彩なカラーで、グランジにもエレガントな雰囲気にも、様々にアレンジされて出ていました。
 
1_2   でもミリタリーというと、硬い印象です。着こなすこつは、写真のように、ハードだけどちょっとかわいく、優しくソフトにコーディネイトするのがポイントのよう。
 どこかに一つ、ミリタリー調を取り入れてみましょう、印象がからっと変わって、今風に見えます。

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2013年12月24日 (火)

「2014年ヒット商品・サービス大予想」セミナーから

 今月初め、日経トレンディ編集長の渡辺敦美氏による「2014年ヒット商品・サービス大予想」のセミナーに参加しました。
 
 これによると、昨年はイノベーションの年で、今年はアベノミクス消費で上り調子に転じた節目の年。ランキングのトップに躍進したコンビニコーヒーのように、新しい市場が切り拓かれた年だったと分析。
 
 2013年のヒットの方程式は、①価値コンシャス(価値を認めれば、高くても買う)。たとえば「金の食パン」。 ②目的を割り切り、明快なもの。 バナナをおいしく食べる「ヨナナスメーカー」や、布団用クリーナーの「レイコップ」。 ③目立つプチブラ、大阪発。「フライングタイガーコペンハーゲン」のように。 ④40代や50代狙い。健康志向の「ベジップス」。また「あまちゃん」。これは3世代の物語で、80年代のアイドルの登場も人気の要因だった。 ⑤時短。驚きの早さと手間がかからないことで大ヒットの「ネイルシール」、また「ノンフライヤー」も。
 
 2014年のトレンドでは、消費者は、旅行や趣味、記念日などの行事には費用をかけるが、概して冷静で、節約傾向になるといいます。
① 「小容量」「個食」×「健康」: 代表的なものに「スムージー」。からだによい機能性野菜をこれで摂取し、カスタマイズできる。新鮮なサプリメントとして食材のキット化も進行中。介護食にもなる。
② 少子「後継者」狙い: 余裕のあるシニア層が子や孫を連れて滞在する「親・子・孫3世代リゾート軽井沢」のようなリゾート地。アウトレットモールも「家族みんな」を取り込む。また「フリクションいろえんぴつ」は、子どもだけでなく大人の趣味市場も開拓する。
③ 王道復活: 1970年代~80年代狙いのもの。当時の楽しい思い出やファッションが蘇る。エクストリームけん玉もその一つ。またミリタリーやスタジャンなど、その頃メンズに流行ったものが、女子に採り入れられて人気を集める。また今年、富士山グッズが出たように、地方の伝統や技術が今風のアレンジで見直される。たとえば「東北カリスマ演出トレイン」。
④ 身の丈バブル: バブルっぽい雰囲気が出てくるが、消費者は賢くなり、身の丈に合ったものを買う傾向。
⑤ シニア、おひとりさま: 小さなお惣菜など、個食対応が進み、結果として巨大市場になる。また小型ドラムの洗濯機や食洗機など家電も小型化。

 さらに2014年のポイントとして、①80年代、90年代の懐かしいものが復権する「懐かし系」。 ②小容量でも楽しくて、少しリッチな「少量デラックス」。 ③好き、楽しい、かわいい「エモーショナル消費」。
 
 さすがに鋭い分析力です。今後のモノづくりのヒント満載のセミナーでした。 

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2013年12月23日 (月)

日本でしかできないモノづくりが未来をつくる

 グローバル化の中でテキスタイル企業が生き残るにはどうすればいいのか、という課題に応えるセミナーが、先般のジャパン・クリエーション(JFW-JC)で行われ、第一織物代表取締役社長吉岡隆治氏が登壇して、「メイドインジャパンのこだわり」と題して講演されました。

Cimg92261 この10月に発表したオリジナルブランド「IBUKI」の黒のコートを着用された吉岡社長。まずはこのブランド創設の経緯から話が始まりました。

 アウトドア素材を中心に、今や生産の80%が輸出という同社ですが、欧米のラグジュアリーブランド向けが多く、それらの製品を試着しても、ご自身の体型に合うものがなかなか見つからない。そこで日本人に適した服づくりをしようと、立ち上げたのが「IBUKI」。樹木のように年輪を重ねた大人のメンズプランドです。
 表地ポリエステル、裏地キュブラの和柄プリントで、15%以上ストレッチするウインドプルーフ素材を開発し、全てをメイドインジャパンにこだわり、モノづくりされているとのこと。

 
 同社は、今年で創業65周年。元は合繊メーカーの産業資材織物の賃加工業だったそうですが、同氏が社長に就任して、スポーツ衣料用の高密度織物を自社開発するようになり、これが当たって海外に飛躍。商社を頼まず、自分でやれることは自分でやろうと、最初に行った韓国との取引が成功し、売上を伸ばしていったといいます。
 これがうまくいったのは、合繊メーカーの強力な支援があったことや、リーマンショックまでの円安に乗ったこと、またスポーツカジュアル化というトレンドの追い風などもあったとか。

 
 また中国にも同社と同じ考え方を共有する提携工場があり、4割は日本と大差ない高レベルなモノを半値で作るそう。しかし残りの6割はどうしてもできないといいます。それは手先の器用さや、新しいモノづくりのノーハウが、中国にはないからで、日本は、この強みを生かして、他にないものを開発していかないと世界に通用しないとも。
 経糸と横糸の微妙なバランスから成る優れた織物は、単なる機械任せではつくることができず、そこには職人の熟練した手技が必要。それができるのは日本だといいます。
 第一織物では、革新織機も使いながら普通織機も駆使し、非効率ではあってもこだわりのある生地を織っているそうです。そしてそうした仕事をする人を何よりも大切にしていると語られました。財産はやはり人なのですね。

 
 最後に、これからは、ハイテク・高機能の時代が終わり、ローテク・高感性の時代だと強調されていました。高感度なファクトリーブランド、「IBUKI」で、ジャパニーズ・クールを牽引されますよう、期待しています。

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2013年12月22日 (日)

「カリブの宝石」シーアイランドコットン

Cimg93371  先般開催されたジャパン・クリエーション(JFW-JC)で、「幻のコットン、シーアイランドコットン」と題するセミナーが行われ、シーアイランドコットン(海島綿)を販売するシーアイランドクラブの伊藤薫氏が登壇されました。長年お付き合いしている海島綿協会ですが、シーアイランドコットンについてのまとまったお話を聴くのは初めてでしたから、大変興味深かったです。その要旨をご紹介します。
 
 シーアイランドコットンは、あらゆる超長繊維綿の源流、バルバデンセ種の中で、最高品質のコットンです。繊維が長い高級綿の中でも、長さが非常に長くて、細く、強いといった優れた特性を持ち、しなやかで滑らか、上品な艶もあって、しかもふっくら柔らかな味わいがあり、昔から「絹のような光沢、カシミアのような肌触り」と形容されてきました。エクアドル近辺が原産地と言われ、カリブ海の島々一帯で栽培されていることから、「カリブの宝石」とも称えられます。

 コロンブスが1492年にアメリカ大陸を発見して以来、その存在が知られるようになり、17世紀に台頭した英国により品種改良され、18世紀に米国南西部シーアイランド地方に持ち込まれたことから、シーアイランドコットン(海島綿)の名称が付けられたといいます。これは海沿いの暖かい気候でよく育つ植物で、これに対して、米国でも内陸で生育されるものはアプランドコットン(陸地綿)と呼ばれて区別されます。
 
 20世紀初め、1904年に米国で栽培されていたシーアイランドコットンは、カリブ海地域に逆輸入されることになり、一時期途絶えていた耕作が復活します。以後増産が進みますが、元々虫が付きやすいなど、栽培の難しい品種で、現在でも収穫量は全体の10万分の1程度。その希少性もあって、ブランドが確立され、今に至っているのですが、これには大英帝国が果たした役割が大きかったといいます。1932年になると、英国政府は西印度諸島海島綿協会を創設して、王室御用達のバックアップ体制を整えていきます。フィクションの世界でも、あの007ジェームスボンド氏が愛用者の一人になっています。
 
 日本では、日本支部が1976年に日東紡績により設立され、1980年頃、カリブ海諸国の独立を受けて、協同組合として活動を本格化させます。アンティグア、セントキッツ、ネービス、バルバドス、ジャマイカとユカタン半島沿岸のベリーズの6か国のみが栽培権を持ち、シーアイランドクラブでは、ベリーズに農地を取得、ここ10年ほど、栽培プロジェクトを実施しているとのことです。
 
 日本人の手で産出されたコットンという、トレーサビリティの明確さや、タグを使ったプロモーション戦略が功を奏して、ブランド価値を一層高めているシーアイランドコットン。これからも憧れのコットンであり続けることでしょう。

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2013年12月21日 (土)

映画「ファッションを創る男 ―カール・ラガーフェルド―」を見て

 謎に満ちたファッションデザイナーのカール・ラガーフェルドを、ロドルフ・マルコニ監督が、2年間密着取材したドキュメンタリー映画、「ファッションを創る男 ―カール・ラガーフェルド―」を見て来ました。
 
 シャネルやフェンディ、それに自身のブランドも手掛けて、ファッション界を長年牽引するカール・ラガーフェルドの精力的な活動ぶりは、目を見張るばかりですが、映画では、どちらかというと写真家としての顔の方を強調していたようです。11歳でホモセクシャルであることに気づいたことを独白し、ビアリッツの別荘で美しい男性モデルを撮影する場面には、どきりとさせられます。すべてにおいて美にこだわる彼の日常生活が、描かれていました。
 襟の高い細身のジャケットとシャツを常にきちんと着用し、人前では決してサングラスをはずさず、指にはクロムハーツの指輪をはめている、その指輪の数の多さにも驚かされます。

 そして「学歴も資格もない。すべて独学だよ」と言うのです。あの時代だからこそのことでしょうが、本当にすごい才能です。
 
 黒いドレスの夢を見て、その通りのコレクションをシャネルのオートクチュールで発表するシーンも印象的で、まさにイマジネーションの世界に生きている人ということがわかります。「現実でありたくないんだ。幻のように、現れては消えたい」と言って終わるのですが、ファッションを創る天才らしいなと思いました。
 でもこの天才、家の中は散らかしっぱなしで、整理していない方がいいといいます。こんな人間的なところもあるんだ、と思い、ちょっとうれしくなりました。

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2013年12月20日 (金)

「現代のプロダクトデザイン―Made in Japanを生む」展 テキスタイルデザインの「今」を語る

Gendainoproduct1  今、東京・竹橋の東京国立近代美術館で、「現代のプロダクトデザイン―Made in Japanを生む」展が、2014年1月13日まで開催されています。日本の優れたプロダクトデザインの「現代」を代表する新進気鋭の作家の作品が並ぶ中で、会場の一角に白いカーテンのような布で仕切った空間が目に留まります。ここがテキスタイルデザイナー、須藤玲子さんの展示コーナーです。

 先日、須藤さんのトークイベントが開かれ、テキスタイルデザインの「今」が語られました。お話によると、今回の制作テーマは「幔幕(まんまく)」です。あの紅白だったり、弔事のときは白黒だったりする、周りを囲む布のことです。一枚掛けただけでガラッと雰囲気が変わる幔幕は、確かに清新な「布」のイメージにぴったりと思いました。

 出品作の一つは、水で溶ける布の上に、20cm角くらいに切った小さな布を並べ、ステッチをかけて、糸でつないだもの。ステッチは打掛などに使われてきたコード刺繍の技法だそう。最後に水溶性の布を除去して完成という、ケミカルレースの手法が使われています。天然繊維だけのものと合繊のものの2種類があり、合繊ではモルフォの生地も混ざっていて、LEDに照らされ、神秘的な青い光を浮かび上がらせていました。残布や端切れなどの廃棄布がこんなにも美しい布に仕上がるとは、本当にすばらしい!
 
 またチラシに掲載されているのは、和紙を用いたものです。和紙の中でも材料の楮(こうぞ)の粉末が残る越前和紙で、その最も薄い片々をトロロアオイの根から採取した粘材で、継ぎ接ぎするように、ベルベットの上に貼りつけています。ベルベットの艶感と紙の穏やかさが、日本の風物を感じさせて、何とも趣のある風合いです。
 
 そして場内をさらなる静謐感に導いていたのが、横に長く張り巡らせた切り込みの入ったベールです。これは七夕などの短冊によく使うミウラ折りにプリーツセットしたポリエステル100%ボイルで、それをハンドカットして切り口が微妙に異なる穴開き効果を演出したものだそう。
 
 このオリガミ・テクニックによる布は、京都の万福寺にも飾られているとのこと。マンダリンオリエンタルホテル東京での内装のお仕事といい、細かな手仕事とハイテクの技を駆使した須藤さんの作品は、見応えがあるものばかりです。もっともっと見てみたいと思います。

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2013年12月19日 (木)

「エコプロダクツ2013」エコ&エシカルなアフリカ綿のタオル

 「エコプロダクツ2013」で、アフリカ綿を使ったタオルメーカーの、エコロジカルでエシカル(倫理的)な活動に触れ、心を動かされました。彼の地で有機綿を栽培し、農家の方々の健康と仕事を保証する取り組みをしている2社をご紹介します。

スマイリーアース
 同社は泉州(大阪)にあり、今回、初出展したタオルメーカーです。ウガンダ産オーガニックコットン製品で、天然コットンの持つ自然な風合いをそのまま生かしたモノづくりをされています。それは漂白剤などの薬剤や染色は一切使用せず、織機の速度も通常の60%に落として織り上げた正直で真面目なコットン「真面綿」です。
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Cimg98781 常務の奥竜一氏(写真上)は、「精練工程においても『自然低温シアバター精練方法』を自社開発し、製品化している」とのこと。この技術は現在特許申請中だそう。実際、触れてみますと、ふっくらとやわらかくて、やさしい手触りにびっくり! 同社のモットーである「オーガニックをよりオーガニックに」を着実に実現されている、と思いました。

 
 ウガンダでは今、息子さんが、綿栽培に取り組まれているとか。ウガンダ北部は肥沃で、オーガニックコットンの生産に適しているといいますが、なかなか大変な作業でしょう。地球環境を守るだけではなく、現地生産に携わる人たちへの持続的な応援をされている活動に頭が下がります。

池内タオル
Cimg99351 タンザニアの環境破壊を守る、タンザニア産100%オーガニックコットンのタオルを展示していた今治のタオルメーカー。中でも「コットンヌーボー」と同社が呼んでいるタオルを披露されていました。
 コットンは植物ですから、毎年その出来が少しずつ異なります。ワインの「ボージョレ・ヌーボー」のように、その微妙な差異を楽しむのも、新しいオーガニックコットンの楽しみ方でしょう。

 またもう一つ、同社が注目されるのは、とくにCO2削減に貢献していることです。使用電力100%を風力発電で賄っているそうで、まさに「風で織るタオル」というにふさわしい、すばらしい快挙です。

 
 これまでエコ活動は、「ビジネスにはならない」と、ボラティアで行われることが多かったように思います。しかし最近ようやく各所でビジネスとして成立し始めている様子です。そうした事例を一堂に集めた「エコプロダクツ2013」。来年も期待しています。

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2013年12月18日 (水)

「エコプロダクツ2013」トンボのカーボンオフセット学生服

「トンボはきれいな環境でないと生きられない」の精神を基に、学生服をつくっているメーカー、トンボは、エコプロダクツに出展して、今年で11年目といいます。
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 人目を惹くのは、ブース正面の巨大なパネルです。女子ブレザーを解体して、袖や見頃、襟などの各パーツを並べたもので、これなら服の縫製や仕立て方が誰にでもわかりやすい。

Cimg98681  その後ろには業界初の、バイオマス発電の電力で縫製した「カーボンオフセット学生服」が展示されています。縫製過程で温室効果ガスが発生しないクリーンエネルギーを100%使用し、上下セットで1着あたり約1.75kgのCO2削減に貢献するとのこと。
Cimg98701  また再生ペット繊維のユニフォームや体操服などの展示もあります。
 
 この展示会には小・中学生が授業の一環として、多数来場しますが、環境への意識は、普段身に着けている衣服を考えることで、より強く育まれていくことでしょう。

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2013年12月17日 (火)

「エコプロダクツ2013」オンワードの衣料品リサイクル活動

 ファッションアパレルとして唯一、エコプロダクツに出展し続けているのがオンワードホールディングス。今年も、長年取り組まれている衣料品のリサイクル活動を紹介しています。
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 展示ブースでは、4m超の巨大なアクリル円柱4本で構成されるオブジェが設置され、回収衣料が新たな糸に生まれ変わる過程を表現。虹のような色使いが美しく、たくさんの子どもたちが見入っていました。

 同社は、この4年間で16万人の方々から83万点の衣料を引き取り、その衣料から11,500枚のリサイクル毛布と28万双の軍手を生産し、世界の難民や被災地支援のために寄贈しているとのことです。
 
 衣服のリサイクル率は全体でまだ25%程度と低いのが実状です。シーズン毎に着捨てられる運命にあるファッションですが、業界全体でこうした取り組みにもっと力を入れていく必要があると改めて思います。

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2013年12月16日 (月)

「エコプロダクツ2013」東レ・炭素繊維で車イスも超軽量

Cimg99021  今年も様々な最先端素材が紹介されていた「エコプロダクツ2013」。中でもすばらしいと思ったのが、東レの炭素繊維です。何しろ軽くて、強度も鋼鉄の4倍だそう。同社ブースでは炭素繊維を用いた製品がたくさん展示されていました。自転車もあって、持ち上げてみましたら軽々としていてびっくり。

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 写真の車イスは、たったの7キロだそうです。本当に軽くて、これなら力のない人でも使いやすい。デザインも、これまでの車イスとは少し趣が異なっていて、「動くイス」とぃった感じです。車イスというより「イス車」といった方がいい、モダンでおしゃれな感覚で、乗ってみたくなります。
 
 ボーイング787などの航空機や自動車などを軽量化して、CO2削減に貢献している炭素繊維ですが、最近買った超軽量折りたたみ傘もカーボン骨だったことに気がつきました。  
 ごく身近なところで、私たちの暮らしを支えている素材、その力を実感したことでした。

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2013年12月15日 (日)

「エコプロダクツ2013」横浜市の“チョイモビ”が人気

 「エコプロダクツ2013」が、東京ビッグサイトで12日から昨日まで開催され、行ってきました。国内最大級の巨大な見本市ですので、いくつかに分けてレポートします。

 環境未来都市構想ゾーンでは、横浜市の取り組みがもっとも進んでいるのだそうです。その象徴が“チョイモビ”で、乗り心地を試す人が続出していました。
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 日産のEV超小型車で、前後二人乗りです。窓がないので雨降りのときはどうなのかな、とは思いますけれど、いよいよ日本でもカーシェアリングを市が行う時代がやって来たようです。
 フランスのパリ市では“オートリブ”が人気を集めていて、あちらこちらにステーションがありますが、“チョイモビ”もステーションを増やしていて、市内50か所以上にあるそうです。運転免許を持っていれば、誰でもネットで事前登録して利用でき、価格は1分20円、1時間1,200円とのこと。
 こういうのが、これからもっともっと多くなってくるのでしょうね

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2013年12月14日 (土)

「JBKS」展で注目のセーターニット

 「JBKS(ジャパン・ベスト・ニット・セレクション)」展には、69社が出展。ここではとくに横編みセーターの新技術や素材を出品していた企業に注目し、ご紹介します。
 日本市場ではニット製品、とくにセーター外衣の輸出浸透率は、平成23年に遂に99.9%超になったといいます。ここいらあたりで、何とか国産ニットの奮起を期待したいところです。

○光本テキスタイル
Cimg97761  新潟県見附市にある明治元年創業の老舗ニッターで、メンズを中心に、インターシャセーターを展開されています。
 今回はドイツのSTOLL社のニットマシンを導入して編み立てたインディゴニットのセーターに目が留まりました。
Cimg97781  コットンインディゴのダメージ加工が興味深く、とくにダメージに似せて編んだというセーターは圧巻です。これからこうしたニット製品を量産していきたいと話していました。


林田
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 カシミアニットが中心ですが、今回初めて海島綿とカシミアという最高級素材の2者混セーターを出品して、話題になりました。表側に綿、裏側にカシミアが出る10Gの編地で、軽くて着心地がよさそうです。

島精機製作所
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 今回は、コンピューター横編機の新機種「SRY123LP」を設置。これは2枚のループプレッサーベッドを搭載していて、ループの押さえ込みが従来以上にできるようになり、引き返し柄やインレイ柄の編成が容易になったとのこと。とくにインレイ編ではニット特有の伸縮性を抑えた新しい編地の提案が可能といいます。

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2013年12月13日 (金)

「JBKS」展で注目のニット カット&ソーン

 「JBKS(ジャパン・ベスト・ニット・セレクション)」は、国産ニット製品・テキスタイルに特化した展示会。昨日のブログで、JBKS 2013アワードを取り上げましたが、今日はこれに続き、注目のカット&ソーン企業の提案をご紹介します。

中橋莫大小
 JBKS 2013アワードで、惜しくもデザイン賞の次点でしたが、同社は「メリッパmerippa」という、ユニークなフットファッションのメーカーです。

Cimg97821  これはスリッパのようでスリッパでない、靴下のようで靴下でない、ふんわりとした履き心地の室内履き。メリヤス生地なので、足に馴染み、足全体を包んでフィットし、またかかと部分がリブ使いなので脱げにくく、踏んで履いても戻るとか。
 
Cimg97931  この新作コレクションをデザインしているのが、何とこのブログでもご紹介しているオフィス松下のニットデザイナー、松下陽子さん。ネットレース編みで特徴を出したコラボ商品で、彩りが楽しい。この色は、千葉県船橋産の小松菜や人参の色素で染めたものだそう。現在、船橋東武百貨店で販売されていて、ご当地アイテムとして、人気を集めているといいます。

ピーコンポ
 ここ5年来取り組んでいるという、フルーツ染めのアイテムが、目を引きます。染めのやわらかな色合いや変化のある表情、カット&ソーンと布帛、レースなどの異素材ミックスが目新しく映りました。
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大石メリヤス
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 今回は、ゼロゼロエスエスのデザイナー、伊藤弘子さんとのコラボレーションによる、サーファー風アウター感覚のパーカやショートパンツなどのアイテムが、シックな色使い、リバーシブルなデザインで斬新です。

Cimg98141  同社のリラックスウェア「スラウチ・アンド・シックSlouch & Chic」も、今治のガーゼタオル地のアイテムで、高級感を感じさせます。
 


小野莫大小
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 人気のコズモラマがいよいよウール100%でも開発されたとのことで、生地サンプルが展示されていました。超ファイン、ハイゲージでクリア、まとわりつかない風合いで、さすがに抜群の高級感です。

Cimg98481  従来の綿100%コズモラマもあり、このブログで何度かご紹介したファクトリーブランド「smooth day」の商品がディスプレーされていました。東京・青山にあったショップは、今月末に店舗を移転することになったそうで、次はどこに、そしてどんな風な店になるのか、また楽しみです。

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2013年12月12日 (木)

JBKS 2013アワード グランプリに佐藤繊維

Cimg97731 ジャパン・ベスト・ニット・セレクション(JBKS)が、10、11日、東京国際フォーラムで開催され、行ってきました。出展企業はこれまで最多の69社、来場者も3,537人と前年比7.5%増を記録し、盛況で閉幕したと伝えられている通り、盛会でした。

 今回の目玉は、初のアワードです。国内のニット業界活性化と発信力強化を目的に創設されました。受賞したのは、グランプリに佐藤繊維、技術賞に第一ニットマーケティング、デザイン賞にバーンズファクトリー。また次点企業も発表され、デザイン賞に中橋莫大小、技術賞に丸和ニット。審査委員長の太田伸之クール・ジャパン機構社長は、「日本の高い技術力で、センスの良いものをつくり、世界にアピールして欲しい」といいます。

 
 佐藤繊維は、世界一細いモヘア糸を開発している山形県寒河江市のニッター。アメリカ大統領就任式でミッシェル・オバマ夫人が着用したニナリッチのカーディガンに使用されたことで、一躍有名になりました。

Cimg98391_2Cimg98381_2 グランプリに輝いたのは、ベビーアルパカ100%とウール使いインターシャによるドレス。ベビーアルパカは60番単糸、ウールは14.8ミクロンの細さで、これほど細い糸を引く
ことができるのは世界中で同社のみです。白黒の不規則なゼブラ柄ボーダーは、トップ染めで表現され、ウール糸をフエルト化させて、縮んだ凹凸感のある表情を演出しています。  
 ドレスは袖なしで、マフラー襟のデザイン。後ろに縫い目のあるのかぶり型で、すっぽりと着やすそう。
 

Cimg98361 技術賞の第一ニットマーケティングは、新潟県見附市のニッターで、国内トップを誇るきめ細かいハイゲージのフルファッションセーターの編み立て成型と縫製技術の融合に、感性を採り入れた総合的なモノづくりが評価されました。

 
Cimg98301 デザイン賞は、カシミアジャージーのダウンベスト。高級カシミアをスポーツ感覚で表現しているところが目新しい。制作したのは、バーンズファクトリーで、糸から製品まで一貫したモノづくりをしている東京・板橋区のニッターです。

 
Cimg98281 同社は付き合わせの縫製が可能な特殊千鳥ミシンを保有していて、これで仕立てた縫い代の無いすっきりとした仕上がりのリバーシブルコートが大人気といいます。カシミア100%なので軽くて温かい。写真のモデルは、このコートを着用されていた社員のお一人です。

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2013年12月11日 (水)

2014年秋冬蝶理展示会 綿の新加工で紡績と協業

 2014年秋冬蝶理総合展示会が、先月末、東京・北青山で開催され、各社協業によるコーナーでは、紡績との新素材が提案されていました。オーミケンシの「ソルプレ」とシキボウの「ソフィートエコ」、新内外綿の「ナチュラルダイ」です。「ナチュラルダイ」は「ボタニカルダイ」のことで、既にこのブログで取り上げましたので、ここでは「ソルプレ」と「ソフィートエコ」をご紹介します。
 
Cimg94821jpg_3  「ソルプレ」は、オーミケンシの「エクセレントストレッチ」とのコラボレーション商材で、触わってみて、しなやかでソフト、しかも綿100%で伸縮性があることを実感しました。この改質加工は、綿繊維のルーメン(空洞)部に特殊加工剤を入れる二段加工で、通常よりも3割ストレッチ性が増し、吸水速乾性もやはり3割乾きが早いそうです。発色性もよく、とくに黒は真の濃い黒色が出ています。もちろんノンホルマリン加工です。
 
Cimg94671  「ソフィートエコ」は、シキボウの「デュアルアクション ウルトラスィート」との協業で、昨年も訴求されていたシリーズ。ふくらみのある風合いを実現した、超甘撚り糸で、丸編み中心に、今年は布帛シャツ地も提案。この他にパンツ向けデュアルアクションのナチュラルストレッチなどの展示もあり、関心を集めていました。
 
 綿は次々と高機能加工を生み出しています。ますますの進化を期待しています。

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2013年12月10日 (火)

Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)が映す地球の姿

 日本科学未来館には、Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)という、有機ELパネルを使った世界初の「地球ディスプレイ」があり、先日の特別観覧会で、特別実演を観賞しました。
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 宇宙から見た輝く地球の姿を見て、一時、宇宙旅行している気分になります。これは館長の毛利衛氏の思いから生まれたものだそう。画像は気象衛星が撮影したデータで、それを毎日とりこんで反映させているのだそうです。

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 地球上の高山を▲印でマーク    夜の暗闇に光が浮かぶ地球。
した映像                 日本は最も明るいそうです。

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2013年12月 9日 (月)

「THE世界一~極める日本!ものづくり~」展 日本独自の世界一

 低迷が懸念される昨今ですが、日本のモノづくりは、ますます意気盛んの様子です。この日本のモノづくりに焦点を当てた企画展「THE世界一~極める日本!ものづくり~」(東京・日本科学未来館で来年5月6日まで開催) 会場には、世界でオンリーワン・ナンバーワンの価値を持つ200点以上もの製品が一堂に会しています。

 昨日のブログでは、「衣」の世界一を取り上げましたので、今日はそれ以外で、とくに面白いなと思った日本独自の世界一をご紹介します。

○自動販売機 日本ならでは冷温同時に

Cimg96961jpg_3    街でよく見かける自販機ですが、内部の仕組みまではなかなかわかりません。ここでは学芸員の方が自販機の内部を開けて、後部のラックを見せてくださいました。ラックは蛇腹型で、冷温の飲料を同時に販売できる構造になっています。缶の破損なども防ぐ工夫がされています。
 冷温同時の自販機は、世界中で日本にしかないのだそうです。電力使用量もこの20年間で70%削減されるなど、自販機には日本の技術が詰まっているのですね。

○チェーンレスコンベア お寿司も回すし、お茶も出す。

Cimg97011  回転寿司は今や世界中で大人気。このコンベア機で、世界シェア6割の石野製作所の最新型が、チェーンレスコンベア機。表面が動いていないのに、物が運ばれる不思議な機械です。実はマグネットの力で動かしているといいます。チェーンがないので、はさまれることもなく安全でユニバーサルなデザインです。

 
○フォトマップスキャメラ 日本発、質感も再現する立体スキャナー

Cimg97081  スキャナーの高精細画像が立体物に生かせれば、とニューリーが開発したのか「立体スキャナー」です。人がものを見るしぐさをそのままスキャナーの機構に採り入れることで、デジカメでは真似のできない、驚くほどの質感を再現することに成功しています。
 ここでは立体スキャナーで撮影した画像を立体に組み立て、まるで部屋の中にいるような感覚が体験できます。

○セラピーロボット 心温まるロボットアニマル

Cimg97561pg  ギネスで認定のあざらしの赤ちゃんロボットで、名前はパロParo。本物の動物を飼うことができない人々のために、知能システムが、セラピーを目的に開発したもので、一般家庭や高齢者施設で既に使われています。撫でられたり、抱っこされたりすると嬉しそうに応え、たたくと怒り、まぶしいと瞬きします。鼻に触わったら、嫌がって眠ってしまいました。言語学習能力もあり、「自分の名前」を覚えることもできるそう。 
 海外での評価も高く、世界20カ国で試験的に使用されていて、とくにスウェーデンではその効果が認められ、福祉用品と同等の扱いを受けているといいます。重さは人の赤ん坊と同じくらいで、約3kg。価格は35万円で、やはり高い!

 
○究極の木工細工 木(マホガニー)製の自転車

Cimg96801jpg  SANOMAGICの木造船をつくる技術から、生まれた世界で唯一の自転車がこれ。炭素繊維製の自転車よりも軽いだけではなく、車体がしなることで漕ぐ力が伝わりやすくスピードも出るといいます。古来より、優れた木工技術を培ってきた日本の木工技術の結晶のような、美しい車体に魅せられます。

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2013年12月 8日 (日)

「THE世界一~極める日本!ものづくり~」展にみる「衣」の世界一

Cimg96621_2   日本が生み出した「世界一」が今、東京・日本科学未来館で公開されています。題して「THE世界一~極める日本!ものづくり~」展。初日7日夜の特別内覧会に行ってきました。行く前は、てっきりハードなハイテク展と思っていたのですが、実は日本の技術文化を考える企画展でした。

 ポスターを見ますと、宝船が外海へ向かって漕ぎ出そうとする絵が描かれています。船に乗って宝探しをする、そんな楽しい会場構成になっていて、場内には宝物のような世界ナンバーワンとオンリーワンが200点以上も展示されています。ナンバーワンは他と比較してシェアが際立って高いモノ、オンリーワンは他が真似できない日本独自のモノのことで、とくに注目は、後者の日本でしか作ることのできないオンリーワンの方です。
 
 順路は、スタートが1300年前のモノづくり。そのルーツを受け継ぎながら生まれたイノベーションや日常生活の中の世界一を巡り、未来へつなぐビッグプロジェクトへたどり着きます。
 
Cimg97241_2  百花繚乱の中で、私が最も興味を惹かれたのはやはり「衣」の分野の世界一でした。
 
 「発見!世界一ライフ」コーナーでは、ギネスブック認定・世界最多の本真珠13,262個をつけたウエディングドレスに目が行きました。これはユミカツラ・インターナショナルが、3か月かけて一粒一粒、手刺繍したものだそう。
 
 その隣のケースには、日本文化の伝承と最先端技術の融合が生んだオリジナル・ストールが4点収められています。
 
Cimg97291  まず世界最薄シルクの「妖精の羽」。(写真左) 髪の毛の1/6の細さの超極細絹糸使いのオーガンジーで、福島の斎栄織物製。日本の紡績技術のすばらしさを感じます。
 
Cimg97321  次に世界一薄い、天池合繊の「天女の羽衣」。(写真右) 5デニールの超極細糸で織り上げた、浮かぶほど薄く軽い生地。
 


Cimg97341jpg  その次は紅花染めモヘアストール。(写真左)モヘアへのこだわり世界一の佐藤繊維のもの。
 

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 そして世界最高の肌触りのアクリルミンキー加工マフラー。(写真右) 本物のミンクの手触りを、人工的に再現した松井ニット技研の製品。



 
Cimg95981  また世界初、糸の工夫で多彩に連続的に織るアレンジワインダー(多品種少ロット織物生産システム)にも目を奪われます。
 イッセイミヤケのHaaTの製品がディスプレーされています。

 もちろん日本が誇る超高機能素材やウェアの展示もあります。

Cimg96161 Cimg96231  吉田沙保里選手のアシックス製レスリングウェアや、室伏広治選手がロンドンオリンピックで着用したミズノ製のハンマー投げ用シューズ。いずれも両選手のサイン入りです。

 本展の開催は来年5月6日まで。私たちの技術文化の根源と未来を考える、よい機会になる展覧会では、と思います。 

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2013年12月 7日 (土)

「絶命展-新美編」が魅せる新しい美の世界

 「絶命展」と名付けられたファッションの展覧会が、この10月、東京・渋谷で開かれたことは、このブログでも紹介しましたが、この特別企画、「絶命展-新美編」が、3日、東京・六本木の国立新美術館で、ファッションショー形式で発表されました。
 これは観光庁のユニークベニューのテストケースとして、急遽開催が決まったイベントですが、今、注目の若手ファッションデザイナー、リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)の山縣良和さんと、ミキオサカベ(mikio sakabe)の坂部三樹郎さんの二人がプロデュースしているとあって、ツィッターやネットなどで知ったという関係者ら多数が集結し、会場は熱気に包まれました。

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Cimg95251Cimg95441Cimg95401jpg   







 参加ブランドは「ティート」や「ヌスミグイ」、「タカシニシヤマ」、それに「ここの学校」の学生や卒業生ら、若いクリエイターたちで、花やフリルのキュートなドレスや、海のイメージ、パッチワークやぬいぐるみのようなものも登場し、全体に明るくて楽しい、ポップなクリエーションが満載。新しい美の世界をつくる若者たちのエネルギーに魅せられました。
 
Cimg94951  ショーの前には、クールジャパン推進機構の太田伸之社長をゲストに、山縣さんと坂部さんの3人によるトークセッションが行われ、太田社長が「日本人は内にこもり過ぎ。海外には無限の可能性があり、とくにアセアンは有望。いつまでも欧米ではない。日本で流行らせようなどと思わないで、どんどん外へ出ていって欲しい」と激励されていたのが心に残りました。

417hjub6usl__sl500_aa300__2   なお、この二人のデザイナーは、このほど初の著書「ファッションは魔法」(アイディアリンク)朝日出版940円 を出版。ファッションの魔法を取り戻そうという、彼らのムーブメント、何が出てくるのか、これからますます楽しみです。

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2013年12月 6日 (金)

シニア・ハマ・カレッジでシニアファッション講習会

Dscn08141  横浜市戸塚区に市民が創ったシニアのための生涯学習カレッジ、シニア・ハマ・カレッジ(中村好江代表)があります。ここで、先月、戸塚区区民企画運営講座事業でもある「シニア快適ライフセミナー」が開催され、その最終週のシニアファッション講習会で、講師を務めました。受講されたのは30名くらいで、ファッションがテーマでしたので、いつもより女性が多かったようです。
 
Dscn08211  知識だけではなく実践演習をしたいと、シニアの服作りに取り組まれているリラ・ヴォーグ代表のデザイナー、渡辺聰子さんに応援をお願いし、同社の冬物コートやジャケット、ベストなどをご持参いただいて、ご参加の皆様に試着してもらいました。袖通しがよくて着心地がよいことを体感され、驚かれていました。またとくに美しい色彩を取り揃えていたこともあり、初めて赤やピンクを着用されて、似合っていることに気が付かれた、といった方も多かったです。ご購入の希望もずいぶんあり、渡辺さんをご紹介できて、うれしかったことでした。
 
 終了後の懇談では、「ファッションが心を元気にし、楽しくしてくれることがわかった。もっとおしゃれしたい。関心を持ちたい」といった意見が出ていました。手持ちの服でファッションショーをしているグループの方もいらっしゃって、ファッションには一人一人を繋ぐ力があることを、改めて確信しました。

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2013年12月 5日 (木)

「しなやかな仕事術~すべては共感と信頼から~」

1_3  今年2期目の横浜市長に就任された林文子氏の講演が、去る11月13日、東京・浜松町で開催され、来場者から大きな感激の声が寄せられました。
  これは一般財団法人日本ファッション協会Urara:kai(うらら会)が、「しなやかな仕事術~すべては共感と信頼から~」をテーマに開いたシンポジウムの基調講演でのことです。(写真はそのちらしから)
 
 先日行われたうらら会メンバーとの会合で、シンポジウムに参加した多くの方から「働く女性の本音が聞けて感動した」などの感想があったそうです。会場で販売した林氏の新著「しなやかな仕事術」(PHP新書)も完売したとのことで、思っていた通り、さすが!の市長の人気ぶりでした。
 
 講演では、高卒で東レに入社され、松下電器産業に転職、社内恋愛で現在のご主人と結婚されたOL時代の苦労話から、ホンダ販売店で当時としては珍しい女性セールスの職に就き、入社翌月より飛び込み営業を積んでトップセールスの快挙を成し遂げるまでをざっくばらんに語られ、大変興味深かったです。そこで得たことが相手に寄り添うコミュニケーション力で、これが男性にはない女性の強みだそうです。即商談に入るのではなく、井戸端会議的に話を楽しんでやるのがセールスの極意とか。一人一人としっかり向き合い共感していくことが、後に大きな果実となって戻ってくるといいます。顧客一人の後ろには数百人のお客様がいるというネットワークづくりの話も、聴きどころでした。
 
 その後とんとん拍子にフォルクスワーゲンジャパン、BMW 東京代表取締役社長、ダイエー 代表取締役会長兼CEO、東京日産自動車販売 代表取締役になり、日産ゴーン社長から横浜市長選挙への出馬を要請され、女性の地位向上のため、天命と思い引き受けられたそうです。
 
 市民をお客様と考え、「いらっしゃいませ」の精神でお仕事に取り組まれ、市民満足度調査で当初の65%から今では96.6%が満足していると答えていることや、またそれまでワースト1位だった横浜市の待機児童をゼロにしたことなどを、偉ぶらず自然体で話され、またしても好感を覚えました。
 どこへ行っても「原点は人」、市長のおっしゃるコミュニケーションの大切さを改めて思います。

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2013年12月 4日 (水)

明治・大正・昭和戦前期の宮廷服にみる洋装化考

Scan0164 今、明治・大正・昭和戦前期の「宮廷服展」が、東京・代々木の文化学園服飾博物館で12月21日まで開催されています。

 これに関連して、文化学園が観光庁との共催で「文化学園服飾博物館」をユニークベニューとして活用するために、同展学芸員による展示解説と文化学園理事長大沼淳氏による講演会が開かれました。

 
 展覧会では、当時の宮廷服約70点が、2階フロアーに洋装、1階に装束と、分類展示されています。ちなみに装束とは、平安朝から現代に続く、十二単に代表される日本の伝統的な衣裳です。

37531 まず洋装では、大礼服(マントー・ド・クール)に目を奪われます。これは明治天皇の皇后、昭憲皇太后が着装されたもっとも格式の高い衣裳(右 同展のちらしの写真から)で、19世紀初頭のエンパイアスタイルに倣ったデザインといいます。腰部から下りる赤いビロードのトレーンは、幅3m、長さ4mもの重く長いもので、裏側には取手があり、お付きの人がこの裾を持って歩いたそうです。同皇后が憲法発布記念式の際、着用されたドレスや、浅香宮夫妻の衣裳など、数々の華麗な名品がディスプレーされています。

 また明治天皇がお召しになられたという陸軍の軍服の展示もあり、これは明治神宮のご神体ともなっている衣服だそうで、門外不出のところ、特別に借用されてこられたといいます。
 明治政府が各国の貴族制度を手本に、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵の華族制度を採用し、衣服の襟や袖などのデザインで、階級を区別したことがわかる服の実物にも触れることができ、これもまた大変興味深かったです。

 
Scan0166 次に装束ですが、最初に目が向けられるのは、やはり華やかな十二単(左 ちらしの写真から)でしょう。十二単とは俗語で、五つ衣唐衣裳を指し、重さは何と12~13kg、これに脚の自由の効かない長袴をはいたことや、男子では成人と未成年で異なる束帯の着装など、日本服装史を学び直しました。

 正面には大正天皇が新嘗祭で着用した生絹の祭服が大きく展示されています。これは10年ぶりの公開だそうです。

 
 その後の講演会では、文化学園理事長大沼淳氏が「宮廷服にみる洋装化考~隠された日本近代化へのベールを解く~」をテーマに登壇され、同展の見どころである洋装を中心に、近代の衣裳文化を保存することの重要性を解説されました。

 近代化推進のため洋服を宮廷服とした明治政府ですが、一方で儀式によっては伝統的な装束を着用する場合もあり、また身分制度を廃止したものの、新階級制度をつくり、服装コードを詳細に規定していました。宮廷服は、そんな近代日本のもう一つの顔を映し出しています。
 同博物館では近代宮廷服の3分の2を所蔵されているとのことですが、これまで宮廷衣裳のほとんどは残存されることがなかったのだそうです。
 その貴重なことを改めて思い知り、これは服飾関係者でなくとも、もっともっと多くの方にご覧いただきたい展覧会ではないかと思ったことでした。

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2013年12月 3日 (火)

2013 Tokyo新人デザイナーファッション大賞

 繊維ファッション産学協議会主催による「2013 Tokyo 新人デザイナーファッション大賞」のアマチュア部門最終審査会と、プロ部門のジョイントショーが、11月27日に開催され、久しぶりに行ってきました。
 会場となった文化学園 遠藤記念館大ホールには、アパレルや小売り、学校、学生、マスコミなど約1,000名もの人々が集まり、熱い熱気に包まれていました。

Cimg94411 アマチュア部門では、世界19の国と地域から応募のあったデザイン画8,060点から選ばれた25点の作品が服に仕立てられ、ショー形式で審査が行われ、大賞に輝いたのは、大阪文化服装学院4年の大橋聖平さんでした。

  
Cimg94581 作品は、構築的なラウンドシルエットのドレスで、白黒の複雑に入り混じるテクスチャーが特徴。未来感覚な造形とバロック的な素材が見事に溶け込み合っています。テーマは「理想と現実」だそうで、そのギャップの表出を感じさせるデザインです。

 
 受賞後のインタビューで、「出番が一番だったので、心配していたけれど、本当にうれしい。今後は海外に羽ばたいていきたい」と挨拶。

 
 田山淳朗審査委員長は、今回のコンテストについて「少し重い感じの、舞台衣装のような服が多かった。個性と独創性を感じるけれど、もう少し着る要素を服作りの中に入れてみては。でもあふれるパワーを感じました。」と総評されています。

 
Cimg94461 プロ部門では、7名のデザイナーによるジョイントショーが行われ、2013年の審査で最高位を獲得した「ダブレットdoublet」を手掛けるデザイナー、井野将之さんが、東京都知事賞と大賞30周年記念オンワード特別賞を受賞。
 「皆のおかげでいただいた賞なので、大変感謝しています」と、慎ましく述べられていたのが印象に残っています。

 
 大きな賞の受賞、本当におめでとうございます。

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2013年12月 2日 (月)

IAUDアウォード2013 大賞はホンダの車いす仕様車N BOX

 IAUD国際ユニヴァーサルデザイン協議会の設立10周年記念イベントが、11月21日、横浜で開催され、IAUDアウォード2013の発表と表彰式が行われ、「衣のIAUD」の災害用UDジャケットも展示されて、私も関係者の一人として行ってきました。

Cimg93981jpg_2 記念イベントでは、IAUD総裁に、この8月に就任された三笠宮瑤子女王殿下が、昨年亡くなられた父上、寛仁親王殿下の跡を継ぎ、「お役に立ちたい」と挨拶されました。
 白いスーツに白い帽子の清楚な装いが、目に焼き付いています。

 注目のIAUDアウォード2013は、38件(海外からの応募4件)の応募があったそうで、「大賞」と、各部門の「金賞」6件、「銀賞」7件のほか、UD(ユニバーサルデザイン)において一定の基準を満たしたものに「IAUDアウォード」入賞の14件が発表されました。
Cimg94261 最も重要な賞である大賞を受賞したのは、ホンダの新型軽乗用車NBOX+車いす仕様車です。軽でありながら、普通乗用車の空間を持つ車として、昨年来、日本自動車殿堂カーオブザイヤー賞やグッドデザインアワードの金賞を受賞していますが、今回もまた栄えある賞に輝きました。

Main_01_3 審査委員会から、来日されなかった審査委員長のロジャー・コールマン氏に代わり、東京造形大学教授の益田文和氏が、「これは福祉兼用車。趣味のものを積み込めたり、車中に泊れたり、福祉目的以外に大きな価値がある」と講評されていました。実際、アルミスロープが付いているので、自転車のような大きなものも楽に出し入れできて、自転車大好き人間の私にはうれしい車のようです。
 次に買うとしたら、この車かな、と思ったことでした。

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2013年12月 1日 (日)

PTJ 2014秋冬 プリントも勢い

 PTJ 2014秋冬では、最近の装飾的傾向を反映して、プリントが勢いを取戻し、バイヤーの人気を集めていました。
 
Cimg91701  最新鋭のインクジェットを駆使し、先染調・立体感など特色あるプリントに取り組んでいて、今回は、バンタンデザイン研究所の学生や若手クリエイタ-との産学協同のファクトリーブランド、XbyO(エックスバイオー)を中心に展示。

Cimg91711  XbyOは今年で4年目になるといい、年々成長している様子です。そのオリジナリティにあふれたクリエーションが注目されます。
 写真は両面のネガポジプリントですす。


森菊
 ワッフルやハニカム織りといった織組織や、サッカー、リップルなど凹凸感のある下地にプリントし、変化のある表情を打ち出しています。
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リップル C100             ワッフル織 C100

柴屋
 メンズを主力に、最近はレディース分野も積極的に展開しているという同社。綿中心に、とくにカムフラージュ柄や、南の島の植物モチーフが好評といいます。
Cimg93561jpg_2 Cimg93611_2
カモネルプリントC100         綿/麻キャンバスプリント

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