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2013年12月24日 (火)

「2014年ヒット商品・サービス大予想」セミナーから

 今月初め、日経トレンディ編集長の渡辺敦美氏による「2014年ヒット商品・サービス大予想」のセミナーに参加しました。
 
 これによると、昨年はイノベーションの年で、今年はアベノミクス消費で上り調子に転じた節目の年。ランキングのトップに躍進したコンビニコーヒーのように、新しい市場が切り拓かれた年だったと分析。
 
 2013年のヒットの方程式は、①価値コンシャス(価値を認めれば、高くても買う)。たとえば「金の食パン」。 ②目的を割り切り、明快なもの。 バナナをおいしく食べる「ヨナナスメーカー」や、布団用クリーナーの「レイコップ」。 ③目立つプチブラ、大阪発。「フライングタイガーコペンハーゲン」のように。 ④40代や50代狙い。健康志向の「ベジップス」。また「あまちゃん」。これは3世代の物語で、80年代のアイドルの登場も人気の要因だった。 ⑤時短。驚きの早さと手間がかからないことで大ヒットの「ネイルシール」、また「ノンフライヤー」も。
 
 2014年のトレンドでは、消費者は、旅行や趣味、記念日などの行事には費用をかけるが、概して冷静で、節約傾向になるといいます。
① 「小容量」「個食」×「健康」: 代表的なものに「スムージー」。からだによい機能性野菜をこれで摂取し、カスタマイズできる。新鮮なサプリメントとして食材のキット化も進行中。介護食にもなる。
② 少子「後継者」狙い: 余裕のあるシニア層が子や孫を連れて滞在する「親・子・孫3世代リゾート軽井沢」のようなリゾート地。アウトレットモールも「家族みんな」を取り込む。また「フリクションいろえんぴつ」は、子どもだけでなく大人の趣味市場も開拓する。
③ 王道復活: 1970年代~80年代狙いのもの。当時の楽しい思い出やファッションが蘇る。エクストリームけん玉もその一つ。またミリタリーやスタジャンなど、その頃メンズに流行ったものが、女子に採り入れられて人気を集める。また今年、富士山グッズが出たように、地方の伝統や技術が今風のアレンジで見直される。たとえば「東北カリスマ演出トレイン」。
④ 身の丈バブル: バブルっぽい雰囲気が出てくるが、消費者は賢くなり、身の丈に合ったものを買う傾向。
⑤ シニア、おひとりさま: 小さなお惣菜など、個食対応が進み、結果として巨大市場になる。また小型ドラムの洗濯機や食洗機など家電も小型化。

 さらに2014年のポイントとして、①80年代、90年代の懐かしいものが復権する「懐かし系」。 ②小容量でも楽しくて、少しリッチな「少量デラックス」。 ③好き、楽しい、かわいい「エモーショナル消費」。
 
 さすがに鋭い分析力です。今後のモノづくりのヒント満載のセミナーでした。 

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