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2013年10月15日 (火)

日本綿業振興会賞は手仕事をモダンに仕上げた作品に

Cimg81421jpg  第51回全国ファッションデザインコンテスト(杉野学園主催)が、12日、東京・目黒の杉野ホールで開催され、今年も企業賞の審査員として参加させていただき、最終審査に臨んだ48点の中から、日本綿業振興会賞を愛知県出身の林しほさんに授与しました。
 
 林さんは、手芸が趣味という家庭の雰囲気もあり、手作りが大好きな愛知文化服装専門学校の2年生。
 作品も細かな手仕事を上手に活かした、モダンなワンピースです。一見スポーティで着やすいリアルクローズですが、重ね合わせたテキスタイルは、平織りの経糸と緯糸を抜きとり、それを絡めてまつり上げ、下地にとめるという、手の込んだ技法でつくられています。本来はスクェアな形が、様々な多角形になり、遠目からは円や楕円が連なっているように見え、動くたびに揺れ動く模様はオプティカルで、バザルリの錯視画を思わせます。
 また襟や袖口、ウエスト部分などに使われているのは、ブルゾンなどによく使われるリブニットですが、これも手作りで、ミシン糸を5本取りして撚り、家庭用編機で編んだものだそう。
 
__  手の温もりを感じさせる凝った布を丁寧につくり、それを今風に仕上げているところを評価させていただきました。
 
 写真は、林さんよりお送りいただいたもの。審査会での写真ではなく、林さんのお友達をモデルに撮影された一枚です。

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