2014年春夏「ソマルタ」和の美意識を未来へつなぐ“メタファー”
ソマルタの2014年春夏コレクションは、“メタファー”がテーマ。ブランドを手掛けるデザイナー廣川玉枝さんは、今シーズン、「日本の伝統を未来へつなげることがデザイナーの役割」と、和装の美意識を採り入れたコレクションを発表しました。
きもの打合せや帯締めのようなベルト、揺れる袖などがきものの構造を思わせ、微妙なニュアンスの重ねは、十二単の襲(かさね)色目のよう。和の要素は、エレガントな洗練の極みに昇華され、一つ一つすべてが美しく、うっとり魅せられました。
現代的なビルを縁どる竹の庭をサイドに、さっそうと現れるモデルたち。そこには過去と現代を融合させ、未来へのかけ橋になりたい、というデザイナーの思いが込められているようでした。
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