2014春夏「マツシタ」展 エレガントなクチュールニット
ニットのデザイナー、松下陽子さんが、ご自身が手がける「マツシタMATSUSHITA」ブランドの下げ札を刷新し、1-4日、東京・銀座で、2014春夏展示会を開きました。
軽やかでエレガントなニットアンサンブルやジャケット、スカート、パンツなどの新作は、クチュールらしい感覚です。シルクやラメなどのファンシーな高級糸が使われていて、手仕事の技も駆使され、シャネルを思わせます。
飽きのこないシンプルなデザインは、今風なシルエットが美しく、一着あれば重宝すると思いました。
写真は、今期、パリのPVプリュリエルの一つ、服飾資材・付属品の見本市「モッダモン展」に出展したSHINDOのブースで展示されたニットドレスで、松下さんが同展のトレンドテーマに則って、デザイン制作されたものです。スカート部分だけでも10種類ものテープやコードなど、SHINDOの製品が使用されているそうで、すべて手編みで、途方もない日数をかけて仕上げられたとか。
すばらしい出来栄えに驚嘆しました。「大変だったけれど、やってみてよかった!」という、松下さんに、エールを送ります。
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