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2013年9月21日 (土)

PVアワードで日本初のグランプリ受賞

 パリのプルミエール・ヴィジョン・プリュリエルPremiere Vision Plluriel(PV)で、最終日、第5回PVアワードの発表があり、日本企業がまたしても受賞、それも初のグランプリの栄誉に輝きました。その企業とは小松精錬、世界に冠たる先端ファブリックメーカーです。前回はパスし、今回は満を持して出品し、賞を狙っていたそうです。Cimg76401jpg

Cimg76321  会場は喜びの渦に湧き上がりました。何しろグランプリは、抜きんでて優れた今シーズンのテキスタイルに与えられる最高賞の審査委員大賞です。これまでずっとライバル、イタリア勢に奪われてきました。クオリティについて、日本のテキスタイルはハード面では評価が高くても、ソフト面が弱いとされてきましたから、この受賞はその定評を覆す快挙となりました。
 写真上の一番左が、審査委員長、ベルルッティBerlutiのアーティスティック・ディレクター、アレッサンドロ・サルトーリAlessandro Sartoriです。「とてもすばらしい、ファンタスティック!」と担当者を祝福。
 
1  受賞作は、二枚のナイロンプリント地に、ポリウレタン樹脂のスポンジを挟み込んだファブリックです。
 デザインされたのは、テキスタイルデザイナーの梶原加奈子さん(写真右 中央)。数年前から、同社のインクジェットプリント「モナリザ」を手掛けています。
 
Cimg7648award1jpg  表側にネップツィードチェック、裏側にヘリンボンという英国伝統の織物柄を「モナリザ」プリントで表現したシックなナイロンタフタの間に、何と8 mmもの厚みのある、鮮やかなカラーのスポンジをサンドイッチ。まさにハイテク綿入れとでも呼べそうな生地です。大胆で美しいカラーコーデイネイトと、スポンジと布の特殊接着による、ふかふかとした弾力性のある軽いしなやかな風合いが、他にない魅力を放っています。最新技術と旧きよきものの融合によるファンタジーが高評価されたようです。
 
Cimg76211  この他、ハンドル賞に、ルイジ・コロンボLuigi Colombo(イタリア)の、やわらかな毛足の裏にネオプレンのボンディング素材。



 
Cimg76241jpg  イマジネーション賞に、H.O.H. Hofenrhecht Stickereien (オーストリア)の、車のタイヤの廃材をリサイクルしたという、ごつい感じのカットワーク・レース。


 
Cimg76281jpg  さらにイノベーション賞は、インセタInseta (イタリア)の、シルクのダブルフェイスに授与されました。

  

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