「座骨で座る」は禅に通じる疲れない座り方だった!
背もたれまで深く腰掛け「座骨で座る」と疲れない。これはうらら会主催のセミナー「あなたがもっと輝くためのココロとカラダの調え方」で、働く人の健康づくりアドバイザー、講師の樋口毅さんから伺ったこと。この「座骨」という言い方が、ずばり「ほね」を意識させ、これ以来、椅子に座ると、この言葉を注意するようになりました。こうすると確かに脚を組むことができなくて、きちんと座っていられるようです。
先日、禅寺で講義があったときも、「腰を立てて座る」と言われ、これは「座骨で座る」と同じことと気づきました。「座る」のにも、いろいろな言い回しがあります。
呼吸についても、「吐く息をゆっくりと15秒かけて吐くように」とのことで、樋口さん(写真)も、同様に「呼吸は1分間に4回くらいがもっともよい」といいます。
そしてこの姿勢と呼吸法は、禅の「三調」、すなわち「調身、調息、調心」に由来することを知りました。「調身」は姿勢、「調息」は呼吸で、この二つが調えば、おのずと「調心」、心が調うというわけです。
「座骨で座って、ゆっくりと吐く」は、まさに禅の教えでした。日々心したいものです。
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