「モーダ・イタリア」と「シューズ・フロム・イタリー」貿易拡大に期待
イタリアンファッションの2014春夏向け商品を発表する総合展示商談会、第43回「モーダ・イタリア」と第53回「シューズ・フロム・イタリー」が、東京・恵比寿で開催され、昨日、記者発表会が行われました。
今回は前年を大きく上回る180社が参加。日本への輸出は、アベノミクス効果もあって、円安にもかかわらず好調で、イタリア貿易振興会東京事務所所長のアリスティデ・マルテッリーニ氏によれば、今年の1~4月期、全体の売り上げは前年同期比26%増だそう。とくに毛皮や皮革関連の伸びが目立ち、日本は大変重要なパートナーといいます。
実際、イタリア製品は、東日本大震災以降も順調に伸び続けています。というのも、イタリアの優良な中小企業は、多様化と差別化を推進し、手作りを通したモノづくりで質の高さを訴求し、価格も抑えて他の競合商品との価格差はそれほどない。さらにテイストについても、日本とイタリアで大きな違いがなくなっていることなどが挙げられていました。
日伊間の貿易拡大・協力が今後、大いに期待されています。
なお2014春夏シューズのトレンドは、レディスでは次の5つのテーマで、またメンズでは4つのテーマで構成されています。参考までにテーマ名だけ記します。
<レディス>
① Fe-mail 性差なしのスポーツウェア・コスモポリタン
② USUALITY 洗練されたイタリアンカジュアル
③ FINENESS スーパー・リファインド・エレガンス
④ Womanity オートクチュール感覚のシューズ
⑤ 20th Century Remix トロピカルな装飾性
<メンズ>
① Timeless Elegance
② Hipster
③ Sports Simplicity
④ Tech-Remix
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