「JAFIC プラットフォーム」デザイナーとアパレル交流の場に産地も初参加
第3回「JAFIC プラットフォーム」が、5日、東京・代官山で開催されました。約400人もの業界関係者を集めて、盛会裏に終了したといいます。 これは、一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)が2011年にスタートさせた合同展。新興クリエーション企業とアパレル企業の交流の場として、両者が顔を合わせることで、新しいビジネスモデルを創出することが目的です。
クリエイターからは、39ブランドが出展し、ブースを構えて、にぎわいました。
そのうち27ブランドが、モデルを使って、ショーを披露。最新コレクションから選り抜きの力作を発表しました。その一部をご紹介します。
MOLFIC COROMO BY DECO SUGAI ATSUSHI NAKASHIMA
また今回、新しい動きとして繊維産地の尾州産地と石川産地のメーカーが初参加しました。これによりデザイナーとアパレル、産地メーカーの3者が、一堂に会す場がつくられたことになります。
オリジナリティを追求するため、生地メーカーとの協業を期待するデザイナーと、デザイナーとの意見交換で、素材開発を進めたい産地メーカーの思惑が、本展を通じて、うまくマッチングできたのではないか、と思います。成果は徐々に上がっているようです。
次のステップでは、小売りまでを含めた垂直連携への取り組みとか。次回もますます楽しみです。
| 固定リンク
「ファッション・アクセサリ」カテゴリの記事
- ピエール・カルダン氏逝去 ファッションの未来創った先駆者(2021.01.11)
- JAFICビジネスマッチング 企業とクリエーター商談会開催(2020.12.29)
- ファッションワールド東京 昔懐かしい「ガラ紡」に出会う(2020.12.17)
- 篠原ともえ サステナビリティが広げるクリエイションの可能性(2020.12.15)
- プラグイン10月展 バーチャルリアリティシステム初導入(2020.12.02)
コメント