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2013年5月27日 (月)

「Do You NUNO? 須藤玲子とNUNOの世界」展

 NUNOを主宰するテキスタイルデザイナー、須藤玲子さんによる展覧会が、松屋銀座のデザインギャラリー1953で、6月11日まで開催されています。
 NUNOは1984年、既に世界的テキスタイルデザイナーとして高名だった新井淳一氏によって立ち上げられ、その後1987年に須藤さんに引き継がれ、今年で26年になるという、生地を中心に生活雑貨を扱うブランドです。

Cimg4049  本展は、このNUNOが開発した過去30年にわたるワークの集大成で、数千点に及ぶ布地の中から、330点が選び出され、それらが30㎝角のパッチワーク状に仕立てられて、円形フレームで展示されています。
 写真は須藤玲子さん。

 会場では、24日、須藤さんとプロダクトデザイナーの柴田文江さんのサロントークも行われました。

Cimg4033  柴田さんが「平面に立体を意識しているか」と問うと、須藤さんは「布は、平らで薄いけれど深くて、宇宙のようなものを感じている。立体というよりは、裏も表も意識して、一枚の布として自立できるデザインを考えている。」 また「“湿度感”を感じながらデザインしている」といい、「テキスタイルには水と親和するものと、油と親和するものの2種類があるが、90年代は両者のハイブリッドを追求してきた。しかし2000年代以降は水と油に大きく分類したモノづくりにシフトするようになっている」とも。

 着物作家を目指していた須藤さんが、1982年に新井さんの展覧会と出会い、布づくりを志すようになった話も飛び出し、「手作り崇拝は今もある」、「手のぬくもりや皮膚感に近いもの」を大切に、「人と暮らしに良いと思うことをしていきたい」など、布へのあふれる想いを語られました。

 お二人の波長の合ったNUNO談義は、明るい笑顔がいっぱいで、とても楽しかったです。

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