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2013年5月22日 (水)

2030年が覗いて見える「未来を変えるデザイン展」

 「未来を変えるデザイン展」が、東京・六本木の東京ミッドタウンで開催されています。

 本展を主催した日本財団によれば、東日本大震災後、社会課題に取り組む企業活動が活発化し、こうした動きを可視化しよう、との想いから、この企画展を立ち上げたといいます。
Cimg39631  会場には、参加19社の白い球形のカプセルが並べられています。カプセルには、震災復興や農業、エネルギー、コミュニティ、教育といったテーマで、事業に携わる出展各社の2030年に向けた未来のかたちが封じ込められています。Cimg40031
 
 来場者は、その表面に開けられた小さな穴からそれを覗き見ます。穴は二つあり、黒い穴からは現状の「社会課題」、白い穴からはそれらが解決された「未来」を象徴させた展示を見ることができます。

 このユニークな展示を発想したのは、企画チームのメンバーで、リコーのデザイナー、諸橋博さん。「人を喜ばせたいと思って、最初に閃いたのはウニの形だった。でも最終的には、ウニの棘は内部に閉じ込め、小さい穴から覗くことによって、見る人の想像力を喚起させたかった」といいます。感動は1対1で生まれるものですから、一人の人しか見ることができない仕組みでよいということでしょう。
 
 カプセルの中を覗いて興味深かった、未来の展示をほんの一部ですが、ご紹介します。
 
○富士通の「被災地での在宅高齢者支援プロジェクト」
Cimg40091_2 Cimg40081_2 
高齢者独居世帯        →  ICTにより家族とつながり、生活
独りで食卓につくおばあさん    サービスへのアクセスも容易となる

○JR東日本の「ゼロエミッション」
Cimg40151 Cimg40041
CO2がいっぱいの山手線   → CO2が削減されたエコな駅
                   山手線の円と「ゼロ」を掛けたデザイン

○ヤマハミュージックジャパンの「おとまちプロジェクト」
Cimg40061 音楽で地域活性化をはかる街。上から見ると音符の形が見えるデザイン





○キリンの「生産から食卓まで」
Cimg40051 被災者のための「ボトルシップ」






○三菱商事の「資金を循環させる被災地支援」
Cimg40111  金色のメビウスの輪。その上に、芽が出て育ち、花が咲く、一本一本の植物が乗っているデザイン


 開催は6月11日まで。

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