エレガントな美のクチュールブランド「ドレスインテーラー」
「ドレスインテーラーDress in Tailor」の今秋冬もの展示会& オーダー受注会が、昨日のブログでご紹介したニットブランド「マツシタMATSUSHITA」の展示会と合同で開催され、ブランドを手掛ける新進気鋭のクチュリエ小井戸和芳さんに、お話を伺う機会がありました。
小井戸さんは、桑沢デザイン研究所を卒業して、植田いつ子アトリエに入社し、皇室の衣装製作などに携わった後に渡仏。パリ・オートクチュールのフランク・ソルビエのメゾンで修業され、2010年に「ドレスインテーラー」を立ち上げ、昨年からはプレタポルテのラインもスタートさせていらっしゃいます。
コレクションには、クチュールならではのテクニックと繊細な手仕事がうかがえ、さすが「エレガントな美のマイスター」というにふさわしい、格調の高さを感じます。
ところでお客様には高収入の働く女性、たとえば女医とか音楽家などが多く、退職された方はたとえ富裕層でも大変少ないのだそうです。でもこれからはシニアもパリッした新しい服を着る、オケージョンが増えてくるはず。仕立てのいい、オーダーが求められる時代が来ている気がしています。
しかもこうした服はインポートではなく、やはり日本人の手で日本人体型に合わせてつくられるべきでしょう。今後ますます活躍の場が広がることを期待しています。
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