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2013年2月20日 (水)

PV注目のエコ・コンシャス企業

 PVで注目されたのが、サステイナブルなアプローチへの取り組み。とくにテキスタイルの生産に欠かせない水資源を保護する動きが広がっています。たとえコストが高くなっても、水を汚染から守り、使用する水量を節約する、エコ・コンシャスな2社を取材しました。

○ミログリオ・テキスタイル Miroglio Textile
 イタリア有数のデジタルプリントのリーディング・カンパニーで、アーティスティックかつクリエイティブな表現力で名高いミログリオ・テキスタイル。この程アメリカの多国籍企業とコラボし、ほとんど水を使わずに染める、ポリエステルの新しい染色システム、E.VOLUTIONを開発。これにより使用する水量を、これまでの50に対し1まで減らし、CO2を90%、エネルギー使用量を50%削減するといいます。またコカコーラ染めのような食品由来の無害な染料を用いた染色法も採り入れています。
Cimg2461miloglio1_2  写真はペットボトルで、E.VOLUTIONシステムで染めたプリント地のカバーをかけたもの。




○カネパ Canepa
Scimg2464kanepa  1966年に、イタリアのコモ湖畔で創業以来ずっと、環境保護に熱心に取り組んでいる企業で、昨今の大量の水の使い過ぎと、環境破壊を招きかねない水温の上昇、フィルターを使っても除去しにくい化学物質に汚染された水の問題を解決しようと、「Savethewater」キャンペーンを立ち上げました。とくに最近は、非常にファインな薄地が人気ということもあって、こうした生地を生産するために、水溶性の糸を使って補強することが多くなり、水に溶けた物質が水質汚染を引き起こしているといいます。
 この「Savethewater」キャンペーンのプロジェクト、その一端をご紹介しましょう。
・目標は2つ:自然環境と優れた品質の双方を守ること
・R&Dに投資後、現在、使用する水量は従来の12分の1になり、温暖化ガスも90%削減された。水溶性の糸の生産に関しても、汚染物質は90%減り、汚染物質を減らしながら、水量を60%削減している。
・2014年には、キトサンから作られるナチュラルポリマー・ファイバーで天然繊維をカバーするキトテックスKitotex企画を推進。これによりタッチがソフトで、しかもより濃い色調が得られ、さらなる水量削減と汚染物質をトータルに除去する計画。

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