自然への憧れをツリーハウスで
子どもの頃、木に登ったりして遊んだものでした。NHKの大河ドラマ「八重の桜」のヒロイン八重も、木登り好きだったようです。映画「スタンド・バイ・ミー」の冒頭には、少年たちがツリーハウスで遊ぶ光景が登場します。
いつもの風景とは違う空間を求めて、人は木の上に登りたくなるのでしょう。
先日、JFW-IFFのセミナーで、この樹上の空間、ツリーハウスをつくる第一人者といわれているツリーハウスクリエイターの小林崇氏のお話を聴きました。樹木に支えられたツリーハウスは、木が元気に生きている間だけのエフェメラルな存在ですけれど、日本全国にはすでに120棟も建っているそうです。各地の自然環境とバランスを図りながら、材料も流木を使うなど、自然に戻るものを利用しているとのことです。自然の中だけではなく、アウトドアショップをはじめ店舗ディスプレーから公共施設まで、需要は広がっているようです。
コンクリートに囲まれた都会生活では、それだけ自然への憧れが強く、ツリーハウスは今後ますます増えてくるものと思われます。
JFW-IFFの会場内に建てられたツリーハウス。
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