おしゃれな付け襟で目を釘付けに
今、襟元に視線を釘付けにする、おしゃれな付け襟が人気です。
この23~25日、東京ビッグサイトで開催されたファッション業界で国内最大のトレードショー、第27回JFW インターナショナルファッションフェアで、目を引いたのがディヴィッド・フランシスDavid Francisの飾り襟でした。
リバティプリントや綿シャツ地を両面接着芯で貼り合わせた布地を使い、花びらか、木の葉か、羽根か、不可思議な形に切り抜いた同形の布を重ね合わせたデザインで、ルネサンス期に大流行したラフ(ひだ襟)のようにも見えます。しかしよく見ると実に繊細でテクニカルな技術が用いられています。縁はウレタン樹脂でコバ処理してハリを出し、ガラスパールや光るビーズ刺繍がプラスされています。布をレーザーカットする以外はすべて手作りだそうです。価格は、25,800円~33.800円ほど。
デザイナーは藤野 究さんで、杉野服飾大学卒業後、ロンドンのファッションスタジオでアシスタントを経験し、2011年にファッションコンテストに入選したのを機に、同大学で同級生だった鈴木 郁さんとこのブランドを起ち上げたといいます(写真はそのお二人)。ブランド名のディヴィッド・フランシスは、英国で出会ったホームレスの名前とか。
付け襟は永遠のテーマだそうで、まずは襟からスタートしてブランド力をつけていきたいそう。きっと女子のハートをつかむブランドに成長することでしょう。今後が楽しみです。
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