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2013年1月17日 (木)

シニア世代の呼称

 シニアの市場規模が今後急拡大することが見込まれる中、シニア向けを狙った商品・サービスに参入する企業が増えています。
 実は今日、ナビット社主催の「シニアの心をつかむマーケティングセミナー」があり、私も共著した今井啓子+SUDIの著書「オヤノタメ商品ヒットの法則」を基に、「今、シニア層が求めている商品・サービスとは?」をテーマに講演しました。ナビット社によると、この種のセミナーは毎回好評とのことで、それだけシニアビジネスへの関心が高いことを実感させられました。

 講演後の話の中で、シニア世代の呼称が話題に上りました。シニア向け商品の広告では、「シニアは、自分がシニアとは思っていないので、『シニア』と呼ばれることに反発する」といわれ、とくに女性は「年齢やそれをイメージさせる言葉が入っているだけで嫌がる」といいます。そこで各社とも、呼び方に頭を悩ませている様子がうかがわれます。 
 かつて「シルバー」と呼ばれたシニア世代ですが、シルバーシートがいつの間にか「優先座席、プライオリティシート」と呼ばれるようになって、シルバーの語はもうすっかり忘却の彼方に追いやられてしまったようです。その後「大人」、「熟年」、「実年」から、プラスをつけて「+50」や「+60」、最近では「新世代シニア」、「グランド・ジェネレーション、略してG.G(ジージー)」(イオン・グループ)や、「グッドエイジング」、「グッドエイジャー」(MFU日本メンズファッション協会)など、様々な表現で登場しています。
 たまたま同席された蔦屋では「プレミアムエイジ」と呼んでいるそうで、これは「高感度なセンスのいい言葉」と同感しました。代官山蔦屋書店が人の流れを一変させるほど活気づいているというのも、このネーミングのせいかもしれません。
  
 しかしながら、今のシニア像は、従来のシニアの枠組みに収まらない人たちです。化粧品業界では、昨年ついに年齢というタブーを破るコマーシャルが打ち出されて、それが大ヒットしました。「70歳からのスキンケア、肌はまだ間に合う」というサントリーのスキンケア化粧品「エファージュ」のコピーです。
 この成功で、「シニア」を謳うことに抵抗感が薄れてくるのではと、そんな予感もしているこの頃です。
 

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